故アーサー・アッシュ選手 Photo by Focus on Sport/Getty Images

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 黒人の男子選手として初めてテニスの4大大会を制した故アーサー・アッシュ(1943〜93)の伝記映画企画があることがわかった。

 米Deadlineによれば、クリスティン・バー・リンデンが執筆したオリジナル脚本「Ashe(原題)」が、現在各スタジオや出資者に持ち込まれているところだという。

 アッシュは、まだ人種差別の激しい時代に、アフリカ系アメリカ人として初めて国別対抗戦デビスカップのアメリカ代表に選ばれたほか、ウィンブルドン、全米、全豪を制した名選手。紳士的で高潔な人柄でも知られ、1980年の現役引退後は数年にわたってデビスカップ米代表監督を務め、アメリカを2度の優勝に導いた(当時の代表選手のひとりにジョン・マッケンローがいた)。

 また、心臓手術の際の輸血でエイズに感染したアッシュは、それを公表し、晩年はエイズとの戦いに関しても勇敢なスポークスマンとなったが、93年に49歳の若さで死去した。