人気司会者のエレン・デジェネレス (c)Imagecollect.

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司会者とゲストが楽しく対話するトーク番組。実はアメリカのトーク番組は、YouTubeの動画再生回数が数千万回に達することもあるほど人気なのだ。主な番組としては、昼に放送されるエレン・デジェネレス司会の「エレンの部屋」、夜に放送されるジミー・ファロン、ジェームズ・コーデン、スティーヴン・コルベアらそれぞれのレイトショーが挙げられる。

アメリカのトーク番組では司会のほとんどがコメディアンであるため、笑いが絶えない。司会は自虐的なネタを盛り込みつつ、トップスターのセレブをいじることもしばしば。ゲストはそのおかげで恥ずかしいエピソードを披露したり、楽しいゲームに参加したりすることができるのだ。

しかしアメリカのトーク番組がおもしろいのは、その“キワドさ”にあると言える。「それ言っちゃっていいの?」と見ている側がハラハラすることもあるほど。そこで、アメリカのトーク番組をおもしろくする3つの“キワドさ”を紹介しよう。

セレブをネタにする“キワドさ”
レイトショーは特に、世間で話題になっているセレブをネタにする。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが離婚した際、司会ジミー・キンメルは「二人にとっては悲しいニュースだけど、破局がこれ以上話題にならなくて済むトム・ヒドルストンとテイラー・スウィフトにとっては最高のニュースだね」と別のセレブカップルを引き合いに出した。

政治的な発言の“キワドさ”
アメリカの司会者は、日本では考えられないほど自分の政治的な考えを番組において発信する。トランプ氏の大統領当選が決まった際、司会ジョン・オリバーは「どんな人種差別主義者のおじいちゃんでも世界のリーダーになれるということが証明された」と選挙結果を痛烈に批判した。

セクシュアルな話題の“キワドさ”
昼のトーク番組でも、セクシュアルな話題を平気で入れてくるのがアメリカ。「エレンの部屋」ではゲストのミラ・クニスにエレンが「アシュトン・カッチャー(夫)と子作りはしてるの?」と質問し、ミラが赤面する場面も。俳優に映画やドラマのセックスシーンについて訊くことも多い。

“キワドい”発言ほど、観客から声の上がるアメリカのトークショー。日本のトーク番組との違いが興味深い。