総統府提供

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(台北 22日 中央社)保険料納付額の値上げや受給条件の見直しなどを柱とした年金改革が検討されている。22日には総統府で国家年金改革委員会国是会議が開かれ、蔡英文総統が「改革は予定通り実施する」「必ず成功させる」と意気込みを語った一方、国民の一部からは不満の声が上がり、台北市内でデモが行われた。

蔡総統は、台湾の年金制度を政府が負担でき、定年退職後に必ず受給できる永続的制度にしなければならないと強調。馬英九前政権で改革が実行されなかったことについて「残念だ」としながらも、「困難に直面しようとも、改革は必ず行わなければならない」と馬前総統の言葉を引用して、改革断行の必要性を熱弁した。

年金改革をめぐる政府内の議論はすでに半年近く続けられている。蔡総統は、社会に改革の内容と重要性を理解してもらいたいとしたほか、内容についてさらに具体的に、合理的にしなければならないとして国民に理解を求めた。

(王揚宇、呂欣ケイ、呉欣紜/編集:齊藤啓介)