川口春奈 映画『一週間フレンズ。』より
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 14歳の時に「三井のリハウス」「ポカリスエット」と美少女の登竜門と言われる2大CMヒロインに抜てきされ、注目を浴びた川口春奈。2月に22歳になる川口には、最近では「大人っぽくなった」「キレイになった」という声も多いが、常に“いまが旬”と言えるみずみずしい魅力を放っている。

 CM美少女として知名度を上げた川口は、「第90回全国高等学校サッカー選手権大会」応援マネージャーにも選ばれ、人気女優への王道を進んできた。それ以前よりファッション誌「ニコラ」の専属モデルを務めていたことで同世代の支持もあり、10代の頃から第一線で活躍をしてきている。

 2015年はドラマ・映画での活動は控えめだったが、昨年は映画『にがくてあまい』や舞台「Magician達のリファンタジ〜」に主演、数々のドラマに出演するなど、精力的な活動が見られた。少女という印象が強かった川口もすっかり大人の女性に成長し、オフィシャルブログで紹介される写真の雰囲気が「色っぽい」「大人になった」とたびたび話題を呼んでいる。

 そんな川口が、2月18日公開の映画『一週間フレンズ。』では高校生役を務めた。葉月抹茶の人気コミックを実写化した青春ストーリー。約8年前の女優デビュー作でも高校生を演じた彼女が甘酸っぱいラブロマンスである本作のヒロインにハマるだろうか、という不安は上映開始後すぐにかき消される。川口は、友達に関する記憶が7日間しか続かないという特殊な障害を持つ女子高生・香織を丁寧に演じ、繊細な少女を見事に表現した。

 このキャスティングは悩み、考え抜いた上で決定されたといい、プロデューサーの石塚慶生は「大きな病気を抱えている香織の影の部分を表現できる経験と実力があり、川口さんならこの難しい役を演じられると思いました。年齢以上に芯が強いところも香織を演じる上で大切な要素だと思いました」と川口の起用にはこれまでの経験や性格も重視したと明かす。

 しかし、川口自身もこの役どころは難しいと感じていたようで、先日行われた同作の完成披露の場では、ちょっとした表情の一つ一つから、日常の中でほんの少しずつのペースで成長していくヒロインの変化をどう表すか、意識を怠らなかったと撮影に挑んだ姿勢を語っていた。今年でデビュー10周年となる川口。同じ20代前半には特定の当たり役やヒット作により波に乗る女優も多い中、派手ではないが着実に経験を積み女優業をまい進している。そのことが常に“いまが旬”と言うべき魅力を生んでいるのだろう。(編集部・小山美咲)