5人の母。大葉ナナコ流ネオワーママスタイル、女性であることを120%楽しむ生き方

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幅広い世代に妊娠出産の基礎知識や、いのちの大切さを伝えるべく、全国を飛び回っているバースコーディネーターの大葉ナナコさん。現在、3つの会社組織の代表を務める大葉さんですが、プライベートでは、なんと5人のお子さんの母でもあります。仕事もプライベートも120%フル回転な大葉さんに、女性のキャリアとライフスタイルについてお話を伺いました。
女性に寄り添ったワーキングモデルって?
政府主導型の女性活躍推進......。聞こえはよいけれど、実際のところはどうなのでしょう。本当に女性に寄り添った施策なのでしょうか。これまで世界中の出産現場を視察し、その土地で働く多くの女性たちと交流されてきた大葉さん。幅広い視野を持ち、5人のお子さんを育てながらオピニオンリーダーとして働き続ける大葉さんにとって、これまでの道のりは決して平坦ではなかったはずです。
「ワーキングママにとってパートナーのサポートは何よりも大切です。私の夫も、昔は週末イクメンでした。朝ごはん担当だった時期もありましたが、ここ数年は出張が多いのと、子どもたちが成長して家事量も減ったので、受験塾の選定や学校の個人面談を夫が担当しています。
また、夫婦ともに仕事柄、海外出張が多かったので、可能な限り子どもたちを(海外に)連れていきましたね。仕事をしながらも、いかに子育てを楽しむかが、私にとっての楽しみでもあるのです。
私は、女性のライフデザインとワークデザインをひとつのテーマとしています。じつは、今の日本の女性活躍のワーキングモデルは企業経営する男性用で、男性がつくった仕組み。残念ながら、まだ女性目線の制度や風土は少ないですよね。
女性活躍という言葉を背負った先ゆく先輩たちが、長時間労働モデルで掴んだ成功イメージをみせている以上、長時間労働が当たり前のまま。となると、豊かでその人らしい未来図が見えず、見通しが立たないストレスが消えない。私が開講してきた妊娠前の教室でも、激務で体調不良が悪化する働く女性が後を絶ちませんでした。黙って見ていることなどできなくて......。その想いが、今の私の活動につながっています」
仕事は大好き。母親業はもっと好き

5人のお子さんを育てる、というだけでも偉業なのに、大葉さんはご自身の会社経営だけでなく、ソーシャルな活動にも従事されています。
「72億の地球人のひとりとして、もっと個性を楽しんでいいと思うんです。私は仕事も大好きですが、母親であることは天職だと思っています。ロールモデルを目指しているわけではなく、多様性を知らせる役割の一人であるかと。100年後の子どもたちもハッピーだと思えるよう、今の活動を続けています」
大葉さんに、ライフワークバランスについてお聞きしたところ、「ロック(6-9)な母でした!」というお答えが。
「朝と夕方、それぞれ6時〜9時が私にとっての育児家事の時間。我が家では、家事=家族の仕事と認識させています。お母さんひとりが家事をするのは家族じゃない。夫と子どもたち全員で『家族の家事』と認識を持たせる工夫をしました。楽しく参画させるか否かがとても重要です。子育ても30年目。長男は30歳になりましたし、昨年長女が出産し、孫もできました。いま思えば、子どもたちに学んだことばかり。大変なこともありましたが、総じて幸せな子育て期でした」
子どもは未来からの留学生
ーー働きながら子育てする女性たちのみならず、すでに子育てが一段落した人、今まさに母親になろうとする人、これから母親になりたいと思っている人にとって、大葉さんの生き方はきっと励みになります。そのような方がたにメッセージをいただけますか?「プレママや、これから赤ちゃんが欲しいと思っている方から『子どもが生まれたらどんな風に仕事をしたらいい?』という質問をよくいただきます。そこで私がいつもアドバイスするのは、応答性あるコミュニケーションを心がけてということ。