豊胸手術が原因で危うく命を失いかけた母(出典:http://metro.co.uk)

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誰しも美しくなりたいという願望がある。完璧な体型を求めて整形する人があとを絶たない中で、やはりそうした手術はリスクを伴うことも往々にしてある。2015年に、テックインサイトでは豊胸手術の詰め物にカビが生えたことで体調不良に見舞われた米フロリダ州在住の女性の話題をお伝えしていた。今回もまた、豊胸手術のインプラントが原因で危うく命を失いかけた女性のニュースを英紙『Metro』や『Daily Mail』などが報じている。

米フロリダ州サテライトビーチで夫や5人の子供と共に暮らすディー・ヒックスさん(45歳)は、10年前から疲れやすくなり、髪が抜け、頻繁に湿疹ができた。そして胸が痛みうつ病になるなどの体調不良となり、この半年間ディーさんはほぼ寝たきりの生活で過ごしていたという。家族や周りの友人からはこのまま死ぬのではないかと心配されるほどだった。しかし原因を突き止めようと何度も病院へ足を運んだディーさんに、医師は「若年性更年期症状では?」と言うだけで検査を進めようとはしなかったそうだ。

ディーさんの症状はこの1年で急激に悪化した。物が二重に見えるだけでなくニューヨークにいる友人を訪ねた時も、そのフライト中に左胸の激痛を感じ「ひょっとして胸の詰め物が原因では」と疑うようになった。

そんなディーさんは2001年に豊胸手術を受けていた。昨年12月に自身で調べてみるとインプラント(詰め物)にカビが生えた例があることを知り、すぐに除去手術をした。すると案の定、その詰め物にはカビが生えていたという。

「ビーチエリアに住んでいるので、自分に自信を持ちたくて豊胸手術を受けたんです。体調不良になってから、何千ドルと費やして病院に行ったのに誰も詰め物のカビが原因だとわからず、本当にうんざりしました。除去してから24時間後には身体の変化を感じ、4日後にはまるで生まれ変わったように元気になりました。今は新しい自分に生まれ変わったみたい。夫との仲も絶好調なんです」とディーさんは話している。

美しくなるために体にメスを入れることで、体調を崩すような事態になってしまっては本末転倒。やはり「何事も健康が第一」という言葉を噛みしめずにはいられない。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)