伊東蒼ちゃんの涙に会場も感動!

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新藤風監督11年ぶりの新作となる映画『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』の初日舞台挨拶が1月21日にテアトル新宿で開催され、伊東蒼、安藤サクラ、山田真歩、渋川清彦、新藤風監督が登壇。万雷の拍手に迎えられた伊東が思わず涙をこぼし、安藤が「動揺した」としどろもどろにコメント。会場も感動するとともに、温かな笑いに包まれた。

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本作の舞台は沖縄。耳が良すぎて少しの音のズレさえも頭痛のタネになってしまう小学生のうみと東京からやって来たヴァイオリニスト・祐子が、音楽によって心を通わせていく姿を描く。

立ち見も出た会場を見渡したうみ役の伊東は、「今日は、寒いなかお越し下さって」と早くも涙。安藤が肩を抱いて優しく見守るなか、伊東は「うみちゃんを演じなかったら、沖縄のことも詳しく知らなかった。うみちゃんを演じて沖縄や島のこと、沖縄民謡のことがすごく好きになりました」と涙をぬぐいながら一生懸命に気持ちを語り、会場から大きな拍手を浴びた。

安藤は「もらい泣きしちゃいそう!」と感動しきり。「蒼ちゃんは主演としてたぶんたくさん不安を抱えていたと思う。初日が開けて、うれしい気持ちとちょっとさみしい気持ちがパンって弾けたんだよね?違う?」と伊東の思いを代弁しようとして、しどろもどろになる一幕も。「蒼ちゃんの涙に動揺した」と話して、会場の笑いを誘っていた。

新藤監督は「蒼ちゃんが素晴らしかった」と小さなヒロインを絶賛。「健気で、一生懸命で集中力がすごくて。内に秘めた芯の強さと情熱と爆発力。蒼ちゃん自身のものがうみちゃんと一体化して、この映画の魅力になった。蒼ちゃんじゃなかったらこの映画はできなかった」とこれ以上にない賛辞を送っていた。

女優業を見つめ直していた時期に本作の撮影に入ったという安藤は、「ものすごくナイーブになっていた」そうで、「島のいろいろなものに凝り固まってもらったものをほぐしてもらった」と話す。その空気を映し出した映画を劇場で観れば「悪いことしている人も減るんじゃないかな」と分析し、「小さい子から犯罪者まで、みなさんに劇場で観ていただきたい」と“サクラ節”をお見舞い。涙と笑いいっぱいの感動的な舞台挨拶となった。【取材・文/成田おり枝】