19日、中国の旧正月(今年は1月28日)まであとわずかだが、この時期になると多くの夫婦が「どちらの家に帰省して正月を過ごすか」という問題で頭を抱える。写真は中国の正月の飾り。

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2017年1月19日、中国の旧正月(今年は1月28日)まであとわずかだが、この時期になると多くの夫婦が「どちらの家に帰省して正月を過ごすか」という問題で頭を抱える。この問題で言い争いになる夫婦は珍しくなく、中にはこれが原因で離婚するケースも報告されている。このほど同様の問題で夫とけんかした女性は自殺をほのめかし、警察が出動する事態に発展した。現代快報が伝えた。

江蘇省連雲港市に住む男性は今月14日夜、子ども2人を連れ近くの警察署に駆け込み、「妻とけんかした。携帯に刃物を持った妻の写真が届き、自殺をほのめかしている」と助けを求めた。警察はすぐに妻の所在を調べ、管轄内のホテルにいることを突き止め近くの警官に現場に行くよう指示した。

ホテル従業員の協力で警官と夫は室内に入ったが、妻は果物ナイフを手に「来ないで!自殺するわよ!」と叫んだ。警察の説得に応じ妻は別の場所に移るためエレベーターに乗ったところで、警官が不意を突きナイフを奪い取った。

警察署で妻は、自身の郷里が四川省で現在住んでいる場所から遠いため年に1度くらいしか帰省する機会がないと語った。ところが、夫は妻の実家で正月を過ごすことに反対し、妻が買った電車のチケットを隠したという。これに激怒した妻が自殺の行動に出たというのが経緯だった。その後2時間にわたる警官の説得で、夫婦は冷静に問題を解決すると約束した。今回のケースに関して夫婦の詳細は伝えられていないが、この問題は中国の多くの夫婦を悩ませており、夫婦のどちらも一人っ子の場合はさらに深刻な問題となる。(翻訳・編集/内山)