中国自動車市場における日系車の販売が好調であるのと対照的に、韓国車の販売が低迷している。中国メディアの界面は19日、韓国車が外観の良さで好調な販売を記録したのも今は昔であると伝え、市場の流れが変化するにつれ、韓国車が苦境に直面していると伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国自動車市場における日系車の販売が好調であるのと対照的に、韓国車の販売が低迷している。中国メディアの界面は19日、韓国車が外観の良さで好調な販売を記録したのも今は昔であると伝え、市場の流れが変化するにつれ、韓国車が苦境に直面していると伝えている。

 記事は、中国自動車市場において、韓国車は日系車やドイツ車のような合弁車と、中国自主ブランド車の「挟み撃ち」に遭いやすいポジショニングにあると伝える一方、これまではその微妙なポジションが市場にちょうど存在していた空白地帯を埋める存在となっていたと指摘。結果として、韓国車は好調な販売台数を維持し、市場シェアも獲得することに成功したと論じた。

 だが、韓国車の「外観の良さ」は市場の変化とともに強みではなくなりつつあり、中国自動車市場の成長の伸びが鈍化するにつれ、確固たる競争力がないにもかかわらず、ブランド力や技術力の向上を怠った韓国車は減速を余儀なくされていると指摘した。

 一方で、中国車はコストパフォーマンス、日系車は品質の高さというそれぞれの強みを強化したことで販売台数を伸ばし、結果として韓国車の生存空間を圧迫したと指摘。さらに悪いことに現代自動車と起亜自動車は、互いに車種から価格、技術、マーケティングなど、様々な点で市場のポジションが重複しており、韓国車同士で市場の共食いをしていると伝えている。

 韓国車が過去に韓流ブームの後押しを受けつつも、中国で販売台数を急激に伸ばした時期があったのは事実だ。日系車や中国車の躍進はあったものの、韓国車の苦境は、それだけ中国市場の変化が速いということを意味すると言えよう。日系車は2016年に中国で初めて販売台数400万台を達成したが、市場の変化の速さを考えれば決して気を抜くことはできない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)