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 今年もまた、1月14日、TKPシダックスカルチャーホールで「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」が発表され、表彰式がおこなわれた。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」は、今回が10周年。投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたちが、証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントである。

 今回の投票では、「2016年9月30日までに投信ブログを開始していること」が投票資格要件となった。投信ブロガーであるか否かは、運営委員会が判断したという。今年の投票者数は、139名であった。

 対象となる投資信託は、2016年10月31日までに設定された投資信託(ETF含む)で、海外籍ETFについては、日本の証券会社を通じて買付可能なものが対象である。

 では、トップ5に選ばれた投信を見ていこう。

◆「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」トップ5

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」トップ5に選ばれた投信は、以下の通りである。

第1位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(146ポイント獲得)
日本を除く主要先進国の株式に投資することにより、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動するインデックスファンド。今回の1位で3年連続1位になった。

第2位 たわらノーロード先進国株式(55ポイント獲得)
MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)に連動する投資成果をめざすインデックスファンドファンド

第3位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(42ポイント獲得)
全世界の先進国株式市場および新興国株式市場への投資収益を測る基準指数(FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス)をベンチマークとする海外籍のETF

第4位 大和証券投資信託委託 iFree8資産バランス(36ポイント獲得)
国内、先進国&新興国株式、国内、先進国&新興国債券、国内&先進国REITの8資産に均等に投資するインデックスファンドファンド

第5位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(35ポイン獲得)
 世界30カ国の株式と10カ国以上の債券に分散投資することが可能。債券と株式の資産配分比率は50:50

◆アクティブファンドよりもインデックスファンドが人気

 トップ5の全てがインデックスファンドで、アクティブファンドは第5位までにランクインしなかった。また、日本株だけに投資するファンドもトップ5には無い。

 トップ10までに拡大しても、6位レオス・キャピタルワークス ひふみ投信、7位レオス・キャピタルワークスひふみプラスのふたつの日本株式のアクティブファンドがランクインしているが、トップ10の内8つがインデックスファンドと、インデックス優位の評価となっている。

 昨年に続き、インデックスファンドで、低コストのファンドが選ばれる傾向は変わらないようである。トップ5の信託報酬は以下の通りである。

第1位:「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」0.20%(税抜き)
第2位:たわらノーロード先進国株式 0.225%(税抜き)
第3位:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 0.14%(税抜き)
第4位:大和証券投資信託委託 iFree8資産バランス 0.23%(税抜き)
第5位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.69%(税抜き)

◆インデックスファンドの高評価が今後も続くか?