新プラットフォーム「TNGA」の採用としては、現行プリウスに続く第二弾となるコンパクトSUVのトヨタC-HR。発売から約1カ月で約4万8000台を受注し、好調なスタートを切っています。

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月販目標台数は6000台ですから、約8倍という初期受注を集めたことになります。C-HRは1.2Lの直噴ガソリンターボが4WDのみ、1.8L+モーターのハイブリッド「THS供廚2WDのみ。ガソリンターボには2WDはなく、ハイブリッドにはプリウスのような4WD(後輪をリヤモーターで駆動させるE-Four)がありません。

パワートレーンとグレード構成(ハイブリッド、ガソリン各2グレード)に限りがある上に、価格帯も251万6400円〜290万5200円と決して安くはありません。

それでも、スタイリングの良さ、そしてトヨタとしては久しぶりのコンパクトSUVということもあって(もちろん販売力の強さもある)、今回のスタートダッシュにつながったのではないでしょうか? トヨタによると主な好評点は下記のとおり。

1.スピード感あふれるキャビン形状、「ダイヤモンド」をモチーフに強く絞り込んだボディと大きく張り出したホイールフレアの対比など、個性際立つスタイリング
2.TNGAによる新プラットフォームを採用した低重心パッケージに加えて、「レスポンス」・「リニアリティ」・「コンシステンシー(車速・横G(カーブなどで外側にかかる力)、路面状況などに左右されずクルマの応答が常に一貫していること)」を突き詰めた走行性能
3.ハイブリッド車はクラストップレベルの30.2km/Lを実現し、「エコカー減税」の免税対象

気になるパワートレーン別の比率は、ハイブリッド車が約3万7000台、ターボ車が約1万100台となっています。トヨタとしてはもっと直噴ガソリンターボが売れて欲しいという思惑もあるかもしれません。C-HRに限りませんが、日本市場でのハイブリッドの強さを改めて感じさせます。

グレード別では、上級仕様の方が売れています。ターボ仕様はG-Tが約8500台、S-Tが約2500台。ハイブリッドはGが約3万1000台、Sが約6000台。とくにハイブリッドの「G」グレードの人気ぶりが際立っています。

ボディカラーでは、「ホワイトパールクリスタルシャイン(メーカーオプション)」が約4割を占め、続くのが新規設定色の「メタルストリームメタリック」で約3割とのこと。

男女比率は男性(名義で)が約8割。年齢層は20-30代が3割を占め、若い層からの支持を集めています。なお現時点での納期は、ターボが4月上旬、ハイブリッドが4月中旬目処となっているそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

トヨタC-HRが発売約1カ月で約4万8000台を受注。人気の仕様、カラーは?(http://clicccar.com/2017/01/21/438522/)