2017年に株価上昇が見込める有望な「5万円株」は? 高い利回りの配当を得つつ、株価急騰も期待できる、 投資プロがイチオシする横綱級の「銀行株」とは?

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2017年で「買い」の最強の日本株はどの銘柄なのか? ダイヤモンド・ザイでは、大特集として「最強の日本株」を番付形式で紹介。投資のプロ30人に聞いた日本株全体の予想に加えて、5万円株、10万円株、高配当株など6つの最強日本株番付を発表している。

今回はダイヤモンド・ザイのなかから、株価が安くて株初心者も買いやすい「5万円株」を抜粋して紹介しよう!

2万円台以下は5銘柄で、有名な高配当株も登場!

 株初心者も経験者も最初にチェックしてほしいのが5万円株番付。株価が安くても、今回の番付に登場する12銘柄は精鋭揃いだ。

 5万円株は有望な中小型株の宝庫でもある。中小型株とは時価総額(株価×発行済み株式数)が相対的に小さい銘柄のこと。社内ルールなどの縛りで、多額の資金を運用する機関投資家の多くは、いくら中小型株が魅力的でも手を出せないため、隠れた割安好業績株がたくさんある。

 もちろん分散投資という観点からも5万円株は魅力的。業種や市場の違いだけでなく、大化け期待株や配当株、優待株など、様々なタイプの銘柄を保有しやすい。たとえば、50万円の予算で50万円近い株価の株を買うと、それだけで資金は尽きる。だが、5万円株なら同じ予算で10銘柄に分散できる。自分に合った組み合わせを見つけてみよう。

「みずほフィナンシャルグループ」が横綱に!
配当を享受しつつさらなる急騰も期待

 今回は「5万円株」として選ばれた12銘柄の中から、横綱になった「みずほフィナンシャルグループ(8411)」を紹介。「みずほフィナンシャルグループ」は、金利の底打ちや米国の金融規制の緩和期待が追い風。配当利回りも3%超あり、高配当株としても魅力的だ。以下の投資のプロのコメントにも注目してほしい。

 3大メガバンクの中で規模では2番手だが「経営に安定感があり、年7.5円の安定配当も魅力」(ラジオNIKKEI・和島英樹さん)。米大統領選後に銀行株が軒並み急騰したが、それでも配当利回りは3%台半ば。PBRも0.6倍台で上値余地は大きい。

「配当株選びは値上がり益も狙えそうなことを加味すべき」(ファイナンシャルリサーチ・野尻美江子さん)で、その観点からも要注目の銘柄だ。トランプ大統領が金融規制を緩和すると宣言しており、それが実行に移されればPBR1倍水準の株価320円も視野にはいる。

 アルゴナビス・清水洋介さんはイチオシする理由をこう語る。

「マイナス金利は続くが収益面の不安は限定的。円安がもたらす外債運用収益の増加や国内景気回復に伴う貸出の増加が見込まれ、マイナス金利でも収益面の不安が少ない」(清水さん)

 また、前出の野尻さんも「米国で金融規制の緩和に関する具体的な動きがアナウンスされ始めると、株価が敏感に反応しそうなテーマ性に期待したい」とおすすめの理由を語る。

 ただし、今後の株式市場では有言不実行というトランプリスクも考えられる。トランプ大統領が有言不実行で金融規制の緩和がなかなか実施されないと、全般的に銀行株が失望売りに見舞われる恐れがあるため、要注意だ。