8児を抱えるシングルマザー、悩みを吐露も批判殺到(出典:http://metro.co.uk)

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車の整備工場で働く金髪でスレンダーなスタイルの女性。興味本位からついからかってみたくなるというのが男性の本音なのだろうか。しかしこの女性は「私がセクシーすぎるのかしら。それにしても男なんて変態ばかり」と悪態をついている。彼女によると、真剣に仕事をしようとしても男性たちが何かと性差別的発言をしてきて仕事にならないのだという。

英バーミンガムのセリー・オークに住むマリー・バカンさん(37歳)は、3歳から15歳までの8人の子供を抱えるシングルマザーだ。元ラップダンサーだった彼女は生活保護手当を年間31,000ポンド(約440万円)も受給していた時期があったが、健康で十分な体力もあるマリーさんに対して反感を買う市民は多く、たびたびメディアで報じられては批判の対象となってきた。

マリーさんは過去に「一番下の子供がまだ小さいしフルタイムでは働けない。それに生活保護をもらっている方が楽だから」とパートタイムで働いていた介護の仕事を辞めており、最近はそのパートで得た収入を家庭にではなく4,500ポンド(約64万円)の豊胸手術に使う予定だと発言したため世間を呆れさせていた。

このたび各英紙に、整備士のオールインワンスーツに身を包みオイルまみれの整備工場で見習いとして働くマリーさんの姿が投稿された。現在、彼女は子育てに追われながらもカレッジに通っているという。

マリーさんの夢は「メカニック(整備士)になること」だ。しかしこの世界では、女性は何かとからかいの対象にされると言い、マリーさんの場合は整備工場に来る男性から性的な言葉を投げかけられたり言い寄られたりすることが多く「仕事にならない」とその心境を英メディア『Daily Star』で吐露している。

「毎回私が仕事の経験を積もうとして整備工場に行っても、大抵の男は私がそこで働くことなんてどうでもよくて、もっと別のことを期待しているようなんです。男たちは私に『子供たちがいない時は何をしているんだ?』『飲みに行かないか』『ここで車の修理をするより他にしたいことがあるんじゃないのか』といった性的なことばかり言ってくるんです。男なんてみんな汚い変態よ」とマリーさんは怒りを露わにしている。

「警察や軍隊にだって女性はいるわ。でも、そういう世界の男なんてみんな女性のことを性的対象にしか見ていないのよ。どんなに経験を積みたくても、そんな男ばかりに囲まれていたら仕事なんてできやしない。私が住んでいる区域には女性の整備士があまりいないの。だからどこで見習いの仕事ができるのかわからないわ」と頭を悩ませているようだ。

これまで高額な生活保護を受給し何かと批判を受けているマリーさんだが、カレッジ卒業を3月に控えて無事に資格を取ることができたらフルタイムで整備士の仕事がしたいと意欲に燃えている。「一生懸命頑張って来たわ。だからもし機会があれば、女性の整備士でもきちんと仕事ができるということを証明して見せるわ。この男社会での性差別を無くしたいとも思っているの」とマリーさんは同メディアに話している。

マリーさんに反感を持つ人たちからは「生活保護手当に頼らずに子供の父親が養育費を払えば済むことじゃないか」「本気で仕事をしたいなら8人も子供を作ったりしないはず」「8人も子供を産んでおいて、自分で面倒見られず生活保護手当に頼るなんて無責任すぎ」「セクシーとか美人とかじゃなくて、単に『簡単そう』って思われているだけなんじゃないの」といった声があがっている。

毎回、マリーさんのニュースが伝えられるたびに寄せられる批判の声。果たしてマリーさんがこの先整備士として仕事を見つけ、生活保護に頼らず子育てできる日が来るのだろうか。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)