トランプ大統領誕生前夜に団結を呼びかけたムーア監督 写真:REX FEATURES/アフロ

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 ドナルド・トランプ氏の大統領就任式を翌日に控えた1月19日夜(現地時間)、ドキュメンタリー監督マイケル・ムーアと俳優マーク・ラファロ、映画プロデューサーのフィッシャー・スティーブンスが、米ニューヨーク・マンハッタンにあるトランプ・インターナショナル・ホテル&タワー前、コロンバス・サークルで反対集会を実施した。

 米バラエティによれば、集会では俳優のロバート・デ・ニーロをはじめ、女優のジュリアン・ムーア、シェール、シンシア・ニクソン、シャイリーン・ウッドリー、マリサ・トメイ、サリー・フィールドらがスピーチ。大統領選挙前の長寿コメディ番組「サタデーナイト・ライブ」でトランプ氏のモノマネをして大反響を呼んだアレック・ボールドウィンは、トランプ次期大統領とロシアの結びつきなどを攻撃したという。

 選挙期間から反対活動を行ってきたムーア監督は、「我々が予想する通りの悪い世の中になれば、事態はさらに悪化するだろう。だが、トランプ支持派より、我々のほうが多いということは朗報である」と弁をふるい、毎日、国会議員に電話して自らの意見を伝えるよう参加者たちに熱心に説いた。さらに「我々は皆イスラム教徒であり、メキシコ人であり、女性であり、アメリカ人であり、同性愛者でもある」と団結を呼びかけた。

 ニューヨーク市警によれば集会の参加者は、推定2万〜2万5000人以上。米Deadlineによれば、2時間強におよぶ集会は、数々のプロテストソングを生み出したフォーク歌手ウディ・ガスリーの名曲「わが祖国(This Land Is Your Land)」の合唱で締めくくられたという。