【君は1000%】カルロス・トシキ、待望の再来日&ツアーが決定!

写真拡大

年明けそうそう、バブルミュージック界にビッグニュースです。80年代、「カルロス・トシキ&オメガトライブ」のボーカルとして活躍したあのカルロス・トシキが再来日。かつてオメガトライブを支えたスタジオミュージシャンらのバンド「B-EDGE」とともに、2月26日〜3月9日にかけて東京、横浜、名古屋で計4回のライブを開催することが発表されました。

●カルロス・トシキ&B-EDGE “君は1000%” デビュー31周年記念 LIVE TOUR

■ この記事の完全版(全画像・動画付き)を見る

実はこのライブ、昨年9月に開催予定だったのですが、諸事情により延期となっていました。待ちに待ったツアーにファンも感涙です。

今日はライブの予習も兼ね、バブル時代を駆け抜けたカルロス・トシキの活躍をふりかえります。

■甘い声とブラジル仕込みのリズム感でアイドル的人気に!

カルロス・トシキはブラジルのパラナ州出身の日系ブラジル人。幼少期から地元では“のど自慢荒らし”として知られた存在で、1982年に来日しソロ歌手として活動していましたが、メジャーデビューまでは下積みが必要でした。

1985年、杉山清貴に代わる「オメガトライブ」のボーカルを探していた音楽プロデューサー藤田浩一氏のもとに、カルロスのデモテープが届きます。鼻に抜けるような独特の甘い声に可能性を感じた藤田氏は、カルロスを徹底的にトレーニング。こうしてカルロスは「1986オメガトライブ(ナインティーエイティシックスーオメガトライブ)」としてデビューを果たします。

デビュー曲は榊原郁恵主演のドラマ「新・熱中時代宣言」の主題歌でした。

●「君は1000%」(1986年5月1日)
※動画は元記事でご覧いただけます。

「君は1000%」はオリコン最高3位、売上35万枚を記録するスマッシュヒット。さわやかなルックスに加え、まだ勉強中だった日本語と、少し舌足らずな話し方も相まって、カルロス自身もアイドル的な人気を集めました。

続くセカンドシングルは、南野陽子が出演する富士フイルムのCMソングに。

●「Super Chance」(1986年8月7日)
※動画は元記事でご覧いただけます。

この曲でオリコン最高2位、「ザ・ベストテン」の1位を獲得した「1986オメガトライブ」は、80年代後半、ヒットチャートの常連となりました。

■“ダブル浅野”のドラマ主題歌「アクアマリンのままでいて」

1988年3月、ギターの黒川照家の脱退にともない、「1986オメガトライブ」は「カルロス・トシキ&オメガトライブ」に改名。

2枚目のシングルは、浅野ゆう子、浅野温子の“ダブル浅野”主演のトレンディドラマ「抱きしめたい!」の主題歌として、オリコン最高3位のヒットを記録しています。

●「アクアマリンのままでいて」(1988年8月10日)
※動画は元記事でご覧いただけます。

ところが「オメガトライブ」のプロデューサー藤田氏は、こうしてカルロスのイメージがすっかり定着したバンドに新たな展開を仕掛けます。1988年7月、それまでコーラススタッフとして参加していたジョイ・マッコイを正式にメンバーに加えると、いきなりメインボーカルに起用。

●「REIKO」(1988年11月10日)
※動画は元記事でご覧いただけます。

心なしか、ギターを持つカルロスが手持ち無沙汰に見えます。

マイケル・ジャクソンばりのダンスとステップもさることながら、流ちょうな日本語で「レ〜イコ〜柳腰のFUNKY GIRL〜」と歌うジョイは、今見ても斬新です。しかし「REIKO」はオリコン最高18位と、80年代のお茶の間にはまだ早すぎたようです。

余談ですがプロデューサーの藤田氏は同時期、菊池桃子を擁する伝説のロックバンド「ラ・ムー」のプロデュースも手掛けています。その独特の世界観は、作曲:和泉常寛、編曲: 新川博といったスタッフらとともに「オメガトライブ」で培われたものでした。

■「君は1000%」から31年、カルロスは今…

「カルロス・トシキ&オメガトライブ」は、1991年のライブを最後に解散。以降、「オメガトライブ」は「DOME(ディー・オメ)(1992年)」、「ブランニュー・オメガトライブ(1993年)」、「WEATHER SIDE(1994年)」などのプロジェクトを展開します。

いっぽうのカルロスは「鷹橋敏輝」名義でソロ活動をスタートしましたが、椎間板ヘルニアの治療のために音楽活動を休止し、ブラジルに帰国。以降は現地で家業のレストラン経営に携わるなど、たびたび日本のバラエティ番組などでもその動静が伝えられました。が、ファンの間では音楽活動の再開を待ち望む声も高く、2005年にはファンサイトでの署名運動がきっかけとなりコンプリートCD&DVDボックスも発売されています。

「君は1000%」から31年。あのカルロスの甘いボーカルは健在なのでしょうか。期待は高まります。そしてジョイ・マッコイの飛び入りはあるのでしょうか(それはない)。
私もしっかりこの目と耳で確かめてこようと思います。

ライブの公式情報はB-EDGE公式Facebookページで!

(バブル時代研究家 DJGB)

※すべての画像・動画は元記事からご覧ください。(元記事は下部の関連記事からご覧いただけます。)