オバマ大統領の最後のメッセージが感動を呼び、ミシェル夫人が嚙みしめるように最後にホワイトハウスを歩く姿をSNSへ投稿する中、19日(現地時間)ワシントンではトランプ次期大統領の歓迎式典が行われた。

歓迎式典開始前のTwitter連投

式典を盛り上げるべく、開始前から何度もツイートするトランプ氏。ちなみに歓迎式典の名前は、トランプ氏が選挙戦のスローガンとして掲げていた「Make America Great Again!(アメリカを再び偉大な国にしよう!)」。

「ワシントンへ向かうよ。これから長い道のりがスタートする。必ずアメリカ人にとって素晴らしい道のりになることを約束する。私は戦う。絶対にみんなで『アメリカを再び偉大な国に』できる!」

「素晴らしいライブになるよ」

トランプ一家がワシントンへ到着し、式典が開宴

歓迎式典のオープニングには、アジア系男性がアメリカ国家を独唱。白人ばかり活躍する式になるのではというネット上の憶測を裏切る展開に。パフォーマンスの中、スクリーンに映し出されたのはアメリカ合衆国の州名。徐々にお祝いムードが高まる。

女優アンジェリーナ・ジョリーの父で、俳優のジョン・ヴォイトがスピーチ。

「神さまは我々の祈りに応えてくれた。正直者で良き人物が国を導いてくれることをリンカーンも喜んでいることでしょう。」

軍楽隊が演奏も。

そして、トランプ夫妻の登場。

セレブによるライブが開始

カントリーバンド「Frontmen of Country」が演奏する中、トランプ氏はノリノリで頭を振っていたそう。音楽好きで知られるトランプ氏は、純粋に楽しんでいるようだったと伝えられている。

カントリー歌手のリー・グリーンウッドが熱唱。

2000年に大ヒットした「Kryptonite」など4曲を披露した「3ドアーズ・ダウン」。

おそらくこの日に歌を披露した中で最も一般的に知られているバンドだったと言われている。

「ピアノ・ガイズ」はパフォーマンス前に「(人種や意見などの)違いをもう忘れましょう」と発言。披露した歌のタイトルは「It's Gonna Be Okay(きっと大丈夫)」だった。

トランプ氏によるスピーチ

「世界中のどこを見てもこのようなムーブメントは起こったことがないと言われています。このムーブメントはとても特別です。我々はこの国を1つにします。皆さんもご存知のフレーズ、今日は多くの人が帽子を被ってくれていますね。『Make America Great Again(アメリカを再び偉大な国にしよう)』、これはすべての国民を指しています」

「開票が進んでく中でも、私たちは称えられなかった。私たちは忘れられていたのです。しかし、もう皆さんは忘れられる存在ではありません!」

さらにスピーチの最後には明日の就任式にも触れた。

「明日は晴天でも土砂降りの雨でも、どっちでもいい。絶対に美しい日になるよ」
「Make America Great Again!」と叫ぶ観客に向かい、トランプは「付け加えるよ! これまでで最もグレイトにするさ! 花火を楽しんで」

そう言うと花火が打ち上げられる中、トランプ一家は式典を後にした。

式典の目玉となったのは、大きな花火

アメリカを象徴する色である赤、白、青で「USA」という文字が描かれた。また最後にアメリカの国旗が浮かび上がったことで大盛り上がり。

終了後、再びツイートしたトランプ氏

トランプは式典終了後に「今日は参加してくれてありがとう。特別な夜になった! これから一緒に、アメリカを再び偉大な国にしよう!」とツイート

「素晴らしい夜をありがとう」

オバマ大統領の式典にはビヨンセやスティーヴィー・ワンダー、U2などの大物が出演を快諾したことに比べ、今回はセレブの出演辞退が相次いだ。そんな状況に置かれながらも、式典に注目を集め成功に終わらせたことを「さすがトランプ氏らしい」と形容する人々も。

明日はいよいよ就任式。これからのアメリカ、そして世界はどのように変化するのか。まずは明日の演説に注目したい。