持ち家を購入している人は必見!団体信用生命保険が適用されない事例

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マンションや一軒家を購入すると団体信用生命保険(団信)の加入を求める民間金融機関も多い。長期にわたる住宅ローンの返済にあたり、本人が死亡、高度障害が残るなど「まさか」の事態に備えられるなどメリットがあると聞く。しかしながら、団信が適用されない事例もあるとのこと。団信が適用されない事例は何か、大きな買い物の前に知っておきたい。団信の加入条件や団信活用のポイントを、ファイナンシャルプランナー資格を持つ生命保険営業職員、東龍治さんに話を聞いた。 
 

■団信の加入時の注意点は?

団信には、マンションや戸建てを購入すればだれでも加入できるわけではないのだろうか?
東さんによると「もちろんです」とのこと。

「団信も団体信用生命保険の名のとおり、生命保険の一種なので診査があります。イメージとしては、その住宅ローンの残債が保険金として銀行に支払われるという保険、という形なので、保障としては結構大きなものになりますからね」(東さん)

生命保険の一種とは知らなかった、生命保険はうつ病などの精神疾患で入れないとも聞く。どういったケースだと団信に入れなくなるのだろうか。

「認知症や精神疾患に限らず、持病によっては団信に入ることができない可能性もあります。残念ながら生命保険の一種ということは、団信に入れなかった場合、一般の生命保険にも加入が難しい場合もあります」(東さん)

それでは、団信に加入できないと住宅ローンが組めない可能性があるということだろうか。

「そう決めつける必要はありません。一般の生命保険の中には加入条件の緩い商品や、保険料を高めに徴収して引き受けが可能なもの、保険金を一定期間(もしくは全期間)削減させて引き受け可能なものなど、団信よりもバリエーションが豊富な場合もありますよ。ですから、団信加入が条件でない住宅ローンであれば、民間の保険会社で団信代わりの生命保険に加入するという手段もあります」(東さん)

まず団信加入が条件ではない住宅ローンや、生命保険の加入条件を調べてみるとよいかもしれない。

■より積極的な生命保険活用術

東さんによると「また一般の生命保険をより積極的に使うというやり方もあります」とより積極的な活用法を教えてくれた。

「フラット35などでは、年齢や条件等によっては団信の費用よりも一般の生命保険の方が安く済む場合もあります。ご自身のライフプランと合わせて検討してみることも良いのではないでしょうか?」(東さん)

さらに、最近の団信は健康状態の審査が厳しいものも増えているのだそう。

「実は最近の団信だと『三大疾病保障』がついている場合や就労不能までカバーしている場合もあります。ですが、健康状態については普通のものより厳しくなる場合がほとんどです」(東さん)

保障内容によって審査の厳しさが変わることは団信選びの際に気に留めておいたほうがいいかもしれない。

「それと、団信だけでは家族を十分に守れません。ライフプランに合わせてしっかりとした保障も考えてみてください。」(東さん)

住宅・マンション購入時には合わせてライフプランを見直してもいいかもしれない。

「教えて!goo」では「持ち家の方、ローンを組んだときの喜びと不安を教えてください」ということで、回答を募集中だ。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)