1本も見逃したくない…!

今年はホラーファンにとって忙しい1年になりそうです。80年代の名作が続々とリブート、リメイクされる上に、続編も公開されます。オリジナルも、個性豊かなラインナップで、本当にホラー映画の当たり年と言えるでしょう。

そこで、親切にもMovie Pilotが今年公開のホラー映画をまとめていたので、2017年のお楽しみとしてお届けしたいと思います。


【リブート/リメイク】


・『13日の金曜日(原題)』

公開日:10月13日(米国)

2009年に、ママ・ボーヒーズの狂気から20年後の世界を描いたリブート版『13日の金曜日』がリリースされましたが、またまた暴れん坊ジェイソン坊やのリブートが登場します。今回の作品で触れられるのは、ジェイソン坊やが毎回復活する理由とのこと。長年の謎が遂に明かされることになるのか…?

元々の公開予定日は2016年5月13日でしたが、それが2017年1月13日、そして10月13日と延期されています。ハロウィンの時期が待ち遠しいですね。

・『IT(原題)』

公開日:9月8日(米国)

人々をとことんピエロ恐怖症におとしいれたペニーワイズが復活します。去年全米で起こったピエロパニックも記憶に新しいのに、これが公開されたら、どうなることやらーー。

・『フラットライナーズ(原題)』

公開日:2017年中

キーファー・サザーランド、ケビン・ベーコン、ジュリア・ロバーツ、ウィリアム・ボールドウィン、そしてオリバー・プラットの5人が集結した、今では考えられないほど豪華キャストの90年代ホラー(?)映画『フラットライナーズ』のリメイク。

5人が扮する医学生が臨死体験実験をして以来、奇妙な幻覚に悩むようになるというストーリーで、リメイク版にはサザーランドも出演することが明らかになっています。

・『サスペリア(原題)』

公開日:2017年中

ダリオ・アルジェント監督のイタリアン美ホラー『サスペリア』のリメイク。主役を演じるのは、『フィフティ・シェイド・オブ・グレイ』で官能的な演技を見せたダコタ・ジョンン。オリジナルでスージー役を演じたジェシカ・ハーパーも何かしらの役で登場するとあって期待は高まります。

・『マニアック・コップ(原題)』

公開日:10月1日

警察官が連続殺人を起こす80年代の隠れた名作『マニアック・コップ』。ホラーとアクションがバランスよくミックスされた作品で、口コミで人気が出た復讐映画です。

リブートはオリジナルシリーズを監督したウイリアム・ラスティグが、『ドライブ』と『ネオン・デーモン』のニコラス・ウェンディング・レフンと共に製作を進めます。オリジナルに出演したブルース・キャンベル(『死霊のはらわた』シリーズ)が再出演するとあって楽しみ。

・『タワー・オブ・テラー(原題)』

公開日:2017年中

ディズニーのアトラクションで有名なタワー・オブ・テラーが映画化されます。実はこのアトラクション、1997年に、キルスティン・ダンスト出演のテレビ映画『ホーンテッド・ホテル』として映像化されています。

高級ホテルに雷が落ちて、エレベーターの乗客5人が忽然と姿を消してしまったーーというストーリーらしく、ディズニーとしては『パイレーツ・オブ・カリビアン』並みのヒットを期待しているんだとか。

ディズニーの中でも群を抜く恐怖を楽しめるこのアトラクション。同様の胃がせり上がるようなスリル満点の作品になることを期待したいです。


【オリジナル】


・『ザ・ダーク・タワー(原題)』

公開日:2月17日

スティーブン・キング氏のベストセラーシリーズ小説『ザ・ダーク・タワー』の映画化。キング作品を語る上で欠かすことのできないシリーズで、主役のローランド・デスチェイン役はイドリス・エルバが、黒衣の男役はマシュー・マコノヒーが演じることが明らかになっています。

現在、『ザ・ダーク・タワー』シリーズは8巻まで出ており、本映画では中盤以降が描かれるそうです。

・『デス・ハウス(原題)』



動画はNew Trailer Buzzより。

公開日:2017年中

ホラー界の『エクスペンダブルズ』との呼び名の高い『デス・ハウス』。

『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーを演じたロバート・イングランド、『ヘル・レイザー』のピンヘッドを演じたダグ・ブラッド、『13日の金曜日』後期のジェイソン・ボーヒーズを演じたケイン・ホッダー、『キャンディマン』のキャンディマンを演じたトニー・トッド、『悪魔のいけにえ』のレザー・フェイスを演じたガンナー・ハンセン(脚本も担当、本作が彼の遺作)といった豪華面々が一挙に集まるホラーファンへのサービス的な1本。

モンスター大集結ではありませんが、ある意味素顔もモンスター級の彼らなので楽しめる作品になることは間違い無いでしょう。

・『XX(原題)』



動画はMagnolia Pictures & Magnet Releasingより。

公開日:2月17日

4人の女性監督によるホラーアンソロジー。トレイラーの『Box』が気になりすぎる。

・『ア・キュアー・フォー・ウェルネス(原題)』

公開日:2月17日

『ザ・リング』(2002年)のゴア・ヴァービンスキー監督が手がける怪しい療養施設が舞台のウナギ・マシン・ホラー。とにかくウナギのインパクトがすごいです。

・『ペイシェント・ゼロ(原題)』

公開日:2月17日

狂犬病を変化させた病原菌が人類を高い頭脳を持つゾンビ「ザ・インフェクテッド」に変えてしまうパンデミック・ゾンビ・ホラーの『ペイシェンド・ゼロ』。監督はステファン・ルツォヴィツキーで、主演は『ドクター・フー』のマット・スミスです。

・『パーソナル・ショッパー(原題)』



動画はZero Mediaより。

公開日:3月10日

ファッション業界に身を置き、人間関係に疲れた女性が、死んだ双子の弟から謎のメッセージを受け取る『パーソナル・ショッパー』。

クリステン・スチュワート演じるファッションアイテムの買い付け代行するパーソナル・ショッパーという仕事が面白く、今後注目されそう。

・『ケージ・ダイブ(原題)』



動画はBBL Movie Trailersより。

公開日:2017年中

近年のシャーク映画はよりリアルな設定が好まれる傾向にありますが、『ケージ・ダイブ』もそのひとつ。今、世界的に人気の「ケージに入ってサメのウヨウヨ泳ぐ海に入る」アトラクションがベースとなったストーリー。

この設定だけでケージ・ダイブを運営する会社が大打撃を受けそう。いや、もっと人気が出るかも…。

・『セーフ・ネイバーフッド(原題)』

公開日:2017年中

『キャンディマン』のバージニア・マドセン主演のホリデー・ホーム・インベージョン・ムービー。捻りに次ぐ捻りのドッキリ展開がてんこ盛りらしく、前情報を一切入れずに見るのがいいみたい。

『キャンディマン』でみせたマドセンの悲鳴が子守唄代わり(大げさ)だった筆者は楽しみで仕方ありません。

・『ロウ(原題:Raw)』



動画はBD Horror Trailers and Clipsより。

公開日:3月10日

ベジタリアンが獣医学部に入学してカニバリストに。相反する言葉が踊るゴアゴア・フレンチ・ホラー。近年のフランスのキレっぷりには関心させられます。

・『モノリス(原題)』

公開日:2017年中

砂漠のど真ん中で立ち往生し、意図せず幼い子供を戦車ばりに頑丈なハイテク車に閉じ込めてしまった母親を描いた『モノリス』。

幼い子供を持つ親としてこれ以上の恐怖はありません。何でもかんでもスマホでコントロールできるようになってきた現代にストップをかけることになるかも。

・『ヒアティックス(原題)』

公開日:2017年中

17世紀、処刑を免れ、修道女に送られた若い女性。しかし彼女が直面したのは遥かに厳しい現実だったーーというストーリー。具体的な内容は公開されていませんが、時代設定的にも魔女狩り系の内容なのかも。

・『オフェンシブ(原題)』



動画はOFFENSIVE MOVIEより。

公開日:2017年中

老後をゆっくり過ごそうとフランスの田舎に引っ越した老カップルが直面した若者によるジジイ狩りを描いた、高齢化社会の希望ホラー『オフェンシブ』。老人をバカにしたら痛い目にあうのだーー!

・『スプリット(原題)』

公開日:1月20日

23の人格を持つ男が女性を監禁するスリラー映画。ナイト・シャマラン監督作品とあって、どんでん返し展開を超期待。

・『キープ・ウォッチング(原題、旧題はホーム・インベージョン)

公開日:3月24日

両親が離婚し、継母を受け入れられないジェイミー(ベラ・ソーン)が、家族を守るために生き残りをかけて謎の死のゲームに挑むホーム・インベージョン・ムービー。

・『ザ・バイバイ・マン(原題)』



動画はMovieclips Trailersより。

公開日:1月13日

タイトルがダサい。映画館のチケットコーナーで吹き出しちゃうレベル。キャリー・アン・モスが『マトリックス』を彷彿させるグレーのセーターで登場。

・『ゲット・アウト(原題)』

公開日:2月24日

ホラー映画あるあるで、黒人とアジア人はほぼ100パーセント殺される、というのがありますが、こちらは真っ向から人種差別を扱ったホラー映画。人種問題をホラーがどう調理するのか、注目度はかなり高しです。

・『ザ・ベルコ・エクスメリメント(原題)』

公開日:3月17日

ジェームズ・ガン監督が送る大人版『バトル・ロワイヤル』。

・『アブラプシオ(原題)』

公開日:5月31日

ある朝、目が覚めたら首に爆発物を埋め込まれていた男が、生きるために犯罪に手を染めつづけなければならない、倫理観と本能のせめぎ合いをスリル満点に描いた本作。ホラー界の重鎮であり、大スターのロバート・イングランドが出演しています。

・『ザ・チェアー(原題)』



動画はFresh Movie Trailersより。

公開日:2017年中

同名のグラフィック・ノベルが原作の本作。死刑囚監房に入れられた男性が身の毛もよだつような運命から逃れるために、サディスティックな監視員や己の恐ろしい過去と向き合うストーリー。

派手さはないけど、頭痛がしてきそうな胸糞悪い感じがトレイラーから伝わってくる作品。

・『スカイ・シャーク(原題)』

公開日:9月1日

タコになったり、竜巻に乗ったり、シャークの適応力と生命力ったらとどまるところを知りません。今度の舞台はスカイ。しかし実際はスカイだけじゃなく、ナチス、ゾンビ、改造シャークという酷いB級臭です。


【続編】


・『ソウ・レガシー(原題)』

公開日:10月27日

やたらと説教くさい猟奇殺人鬼ジグソウさんの『ソウ』シリーズ第8弾。7作目の『ソウ・ザ・ファイナル』が最後だったんじゃないの?というツッコミもありますが、なんだかんだ言ってドル箱シリーズなので、『あぶない刑事』シリーズ並みに『レガシー』で復活する模様。

ジグソウの意志は続くよ、どこまでもーー。

・『バイオハザード:ザ・ファイナル』

公開日:日本公開済み

日本が誇るゾンビゲームの映画化作品最終章は、日本で先行公開済み。ミラの戦いもこれが最後だと思うとなんだか寂しいです。

・『ワールド・ウォー・Z2』

公開日:6月9日

元国連職員のイケメン主夫が謎のゾンビウィルス相手に大奮闘する『ワールド・ウォー・Z』の続編。ブラッド・ピットが再登板するようで、再びオシャレなマフラーが見れるだろうと楽しみです。

・『アナベル2(原題)』



動画はKinoCheck Internationalより。

公開日:8月11日

究極のキモカワ人形アナベルさんが再び大活躍。次の犠牲者は娘を亡くした夫婦と、行き場をなくした修道女、そして孤児の少女たち。女子供にも容赦しないアナベル姉さん、鬼畜すぎ。

・『ヘル・レイザー:ジャッジメント(原題)』

公開日:2017年中

コンスタントに続編を作り続けている『ヘルレイザー』シリーズ。長年ピンヘッドを演じてきたダグ・ブラッドレーが出演しないのが残念ではありますが、ポール・T・テイラー扮するピンヘッドも中々。『エルム街の悪夢』からヘザー・ランゲンカンプが出演とあり、こちらも楽しみ。

・『インシディアス:チャプター4(原題)』

公開日:10月20日

待望の第4作。『3』では超能力者のエリーズにスポットライトが当てられていましたが、『4』ではスペックとタッカーがエリーズの元で暮らし、ゴースト・ハンターの仕事を始めるほっこりと、その後のジェットコースター・ヘル展開を楽しめるようです。あぁ、早く見たい。

・『アミティビル:アウェイキング(原題)』

公開日:1月6日(米国)

アミティビル・サーガの15作目にあたる『アミティビル:アウェイキング』。怪奇現象が起きる家として有名すぎるほど有名なオーシャン・アベニュー112番地を舞台にした作品です。

2015年の1月にリリースが予定されていたこの作品がついに公開。これはリリースされたらとりあえずチェックするタイプの映画です。

・『デスガズム・パート2:ゴアマゲドン(原題)』

公開日:2017年中

メタラーが悪魔を召喚してしまう『デスガズム』の続編が早くも登場。より激しく、より早く、よりグロになってパワーアップ。メタルファン必見、メタルファンじゃなくてもゴア・グロファンなら必見です。

・『パペットマスター:ザ・リトレスト・リーチ(原題)』

公開日:2017年中

極悪パペット再び! 10本以上作られている人気シリーズで、最新作の本作は一応リブートになるようですが、Puppet master wikiによれば、どちらかというと現代を舞台にしたスタンドアローンの続編のようなものだとか。

確かに、離婚したての男性が新品のブレード人形を見つけてコンベンションで売ろうとするストーリーはリブートっぽくないですね。

・『リアニメーター:エボリューション(原題)』

公開日:2月7日(米国)

『ZOMBIO/死霊のしたたり』シリーズ(待望の?)最新。マッドサイエンティストが死体蘇生液を使ってゾンビを作っちゃうアレです。2003年の『3』から14年経過しており、あのテンションとユーモアを維持しているかが気になるところです。

・『ジーパーズ・クリーパーズ3(原題)』

公開日:2017年中

飛べるのに大型車を運転し、清掃作業員よろしくご丁寧に死体を捨てるモンスターの続編。『2』でオリジナルの設定を無視した単なるバケモノ蝙蝠みたいになっていましたが、『3』は第1作で弟を殺されたトリッシュが母となり、ティーンエイジャーの息子を守るために再びモンスターと対峙するとあり、原点回帰が期待されます。

筆者は、このシリーズのくだらなさが大好きなので、楽しみ。それにしても『2』は酷かったな…。

・『リングス(原題)』



動画はMovieclips Trailersより。

公開日:2月3日(米国)

サマラ、デジタル化の波に乗る。添付メール、薄型テレビと今の時代が反映された『リングス』。時の流れを感じさせられます。

・『チルドレン・オブ・ザ・コーン:ランナウェイ(原題)』

公開日:2017年中

とうもろこし畑の悪魔っ子たち再び。カルト・キッズの町から逃げ延びた妊婦は、身分を隠して10年ほど暮らしていたが、不吉な何かが忍び寄っていたーー。どこどこまでもつきまとう恐怖の子供たち。

実は、この作品で『チルコーン』シリーズ10本目。邦題が『ザ・チャイルド』になったり『アーバン・ハーベスト』になったりと一定じゃないので紛らわしいんですが、子供が大人を襲う設定は一緒です。

image: Entertaiment Weekly via io9
source: Movie Pilot, YouTube 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10

(中川真知子)