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冬の高級食材・トラフグ27匹が19日(2017年1月)に、横浜市漁協柴支所に水揚げされた。トラフグといえば海水温の温かい西日本近海に棲息し下関が有名だが、なぜ東京湾なのか。

神奈川県水産技術センターによると、毎年1回の漁で1〜2匹だったのが昨年4月に千葉・富津沖で初めて120匹が獲れたという。また、東京・葛西臨海公園近くの海岸で昨年6月、1〜4センチのトラフグの稚魚が約100匹見つかった。センターは2006年から東京湾で稚魚の放流を始め、その稚魚が成長して卵を産んだのではないかとみている。

漁協「水揚げ増えれば安く提供」

柴支所の宍倉昇支所長は「水揚げが多くなれば安く提供できるだろう。われわれもそういうことを目指して増えることを願っているし、楽しみ」と話している。

作家の吉永みち子は「海水温が変化したということは、本来獲れたところで獲れなくなる恐れもあるということですよね」と懸念する。素直に喜んだのは長嶋一茂(スポーツプロデューサー)で、「東京湾の魚は江戸前すしで食べられるが、これからトラフグが加わるのはすごい」と期待している。

19日に水揚げされたトラフグは東京・築地に送られセリに掛けられた。