グレタ・ガーウィグの相手役 (C) 2015 Lily Harding Pictures, LLC All Rights Reserved

写真拡大

 「フランシス・ハ」のグレタ・ガーウィグ、「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホーク、「アリスのままで」のジュリアン・ムーアが共演したハートフルコメディ「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」のメイキング映像が、公開された。

 舞台は米ニューヨーク。既婚者の文化人類学者ジョン(ホーク)と恋に落ちたマギー(ガーウィグ)は、ジョンの妻ジョーゼット(ムーア)から略奪する形で結婚。数年後、ジョンとジョーゼットの子どもたちの面倒をみるようになったマギーは、ジョーゼットと親しくなるにつれて、ジョーゼットが元夫のジョンをいまだに愛していると気づき、“夫を前妻に返す”という計画を思いつく。

 映像では、撮影風景が切り取られているとともに、出演陣や監督のインタビューが収録されている。「フランシス・ハ」では脚本も手がけ、「トッド・ソロンズの子犬物語」「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」(3月31日公開)、「トゥエンティース・センチュリー・ウィメン(原題)」(6月公開)と引っ張りだこのガーウィグは「恋に落ちて心が離れたり、またくっついたり、完璧でもなければありふれてもいない……こんな話、今まで読んだことないわ。まるで自分が書く物語のように私の一部になっている」と作品への愛着を身振り手振りを交えて語る。主人公マギーについても「情熱がないわけではないけど、とても現実的だから大恋愛をしたことがないの。経済的に安定していることもあって、マギーはシングルマザーになろうと決心する。そんななかジョンと出会い、初めて恋に落ちるの」と内面を解説している。

 マギーと奇妙な三角関係になる元夫婦を演じたホークとムーアは、それぞれが演じたキャラクターについて言及。「ジョンの結婚生活は、ジョーゼットの陰に隠れるような毎日で、彼女の思い通りにすべて物事が進むような状況に対し、少し自分を見失いかけているんだ」(ホーク)、「ジョンは小説家として売れたいと思っているのに、2人は離婚したあと、逆にジョーゼットが成功を収めるの。離婚は苦い経験だけれど、2人は親として友人として、そして同僚として連絡を取り続ける。ただ……ジョーゼットは今でもジョンを愛していて戻ってきてほしいと思ってるから、チャンスが来たら逃さずつかもうとするのよ」(ムーア)。ホークは「今を輝く女優陣がいたから(出演は)即決だったよ。物語を伝えることに全力な人たちに囲まれて仕事ができるのは最高だね」と柔和な笑みを浮かべて語っている。

 「50歳の恋愛白書」で知られるレベッカ・ミラー監督は、「マギーは無駄なことではなく正しいことをやりたいという思いで行動する。だからこそオリジナリティあふれるキャラクターになっていると思う」と考察。「グレタ(・ガーウィグ)は特別な女優だと思う。物書きの視点で物事を見られるから。全体像を把握できるし、同時にものすごく感情豊かでもあるの。リアルな感情とユーモアをあわせ持ち、物語全体のなかでの自分の役割も理解してる。それは数少ない人間しか持っていない特別な才能だわ」とスクリーンで生き生きとした演技を見せるガーウィグに最大限の賛辞を送っている。

 「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」は、1月21日から全国公開。