今年こそホンキでお金の管理を始めよう! 今どきの資産管理はスマホでもPCでもできるって知っていた?

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筆者はこれまで、資産管理には「Microsoft Money」を使ってきた。
毎日の現金の出入りから銀行口座、証券口座なども一括で管理できるので重宝していた。

しかしこの製品、とっくの昔に販売やサポートが終了しており、株価の更新などができなくなっていた。
「どうにかしなきゃ」と思いはじめ、今年になってやっと重い腰を上げて、代替アプリの調査を開始した。

そして「マネーフォワード」を使い始めてみることにした。
「マネーフォワード」とは、資産管理ができる無料のネットサービス。
スマホ向けには専用アプリも用意されている。

もう10年以上ずっとMicrosoft Moneyを使ってきたので、操作性の違いなどに少し戸惑ったが、使っていくうちに「なかなかどうして、かなり使えるサービスだ」と感じるようになった。

セキュリティに関しては、情報の送受信には256bit SSL暗号化通信を採用し、データもすべて暗号化して保管されている。外部のセキュリティ診断会社からの第三者評価を受けてサービスを提供しており、筆者の利用では問題ないと判断した。
ただし、
 ・アカウントを取得する際、SNSアカウントとは連携しない
 ・パスワードは他のネットサービスのものとは別にする
という2点には気を付けておきたい。

前置きが長くなったが、マネーフォワードには資産管理に関するさまざまなサービスがある。
そのすべてを本記事だけで紹介するのは難しい。

そのため、ここでは筆者が特に「使いやすい」「便利」と感じた5つについてランキング形式で紹介したい。なお、このランキングは、あくまでも個人的感想に基づくものであることをお断りしておく。

●第1位 自分の資産と、夫婦共有資産を別に管理できる
自分の資産と家計(夫婦の共有資産)は、まったく別ものというのが我が家での考え方だ。
これまでは
・自分の資産をMicrosoft Moneyで
・家計は現金収支のみExcelで管理
・家計の現金収支以外は通帳だけが頼り
という状態だった。

しかし、マネーフォワードならこの2つの資産を1つのアカウントでまったく別に管理できるのだ。

また、自分の資産も
「すべて」
「手を付けないお金(将来用)」
「仕事用」
など複数のグループを作っておくと、タブで切り替えるだけでそのグループのみの金額や内訳がすぐに確認できるのがすばらしい。
もちろん、重複する資産は個別に更新する必要はなく、1カ所を更新すればすべてに反映される。

この「グループ機能」を使うには、月額500円のプレミアム会員になる必要がある。
プレミアム会員になれば、
・マンスリーレポートを閲覧できる
・サポートを優先的に受けられる
・入出金履歴をダウンロードできる
など、さまざまな付加サービスを利用することができる。
プレミアム版は1カ月無料お試しができるので、便利だと思えば継続すればよいだろう。私は使用開始直後から継続を心に決めている。

●第2位 SuicaやAmazon、株や不動産も管理できる
自動で取り込める金融機関はかなり多く、ネット登録している銀行口座はもちろんのこと、
 ・証券口座
 ・クレジットカード
 ・Suicaや楽天Edyなどの電子マネー
 ・AmazonなどのECサイト
なども、自動で入出金履歴を管理してくれるので、入力するのはほぼ現金収支だけで済む。
連携していない口座も手動で登録することが可能だ。

株については、Microsoft Moneyでは株価の自動更新のサポートが終了した後、手動で更新していたため、日々の株価変動を自動で更新してくれるのは非常にありがたい。
さらに、土地や建物といった不動産なども登録できるので(さすがにこれは自動更新がない)、普段あまり意識しない資産も視覚的に把握しやすい。

●第3位 なんと年金まで管理できる
「ねんきんネット」に登録していれば、年金情報も取り込める。
いちいち「ねんきんネット」にアクセスすることなく、現金や預貯金と同じ画面で確認できるわけだ。
「年金の現在価値なんて当てにならない」と思うなら、年金を外したグループを作っておき、普段はそちらを表示しておけば過剰な期待もせずに済む。
年金を確認したいときだけさっとタブからグループを変更すればいいだけだ。
グループを変更しても1〜2秒程度で表示されるので、ストレスはほぼない。

●第4位 プレミアム版ならいくつでも口座を登録できる
無料版だと、登録できる口座は10以内。
銀行口座、証券口座、電子マネー、クレジットカード、ポイントなどなど、ホンキで活用しようとすれば登録したい口座はたくさんある。
取捨選択に悩むぐらいなら、月500円は安いものだと思う。

筆者はまだ使い始めて2週間程度にしかならないが、財布(現金)も含めると、登録口座はすでに31。
株や投信などはほとんどやっていないが、財布を旅行用、冠婚葬祭用などこまめに分けたり、複数の電子マネーやクレジットカードなどを登録したりすると、すぐに数が増える。自分の資産だけでなく、夫婦の共有資産も管理しているのでなおさらだ。
まだまだ登録できていない(思い出せていない)ものもあるので、以降もまだ増える見込みだ。

●第5位 普段の現金支出はスマホからささっとできる
これまで使っていたMicrosoft Moneyはパソコン用ソフトだったため、インストールしているメインマシンでしか記録も閲覧もできなかった。
マネーフォワードはスマホ用アプリもあるので、外食したらすぐ、買い物したらすぐ、スマホから支出を記録できる。
これまでは自宅に帰って
 ・レシートを取り出して整理
 ・どのレシートがなにを買ったものかを思い出す
 ・入力する
という手間と時間がかかっていた。
また、旅行や帰省のときなどは、スマホなどにメモ書きしておき、帰ったら転記するという非常に二度手間なことをやっていた。

マネーフォワードはネットサービスなので、スマホだけでなく、外出先のモバイルパソコンからでも利用でき、旅行中や帰省中でも入力・管理・閲覧ができる。
これは、時短だけでなく、想像以上にストレスが軽減し、快適さを感じさせてくれる。

資産管理とは、収支を入力して終わりではない。
現在の資産を把握し、支出傾向を分析したり運用を考えたりすることこそが資産管理なのだ。
記録に時間を奪われない分、そういった本当の意味での“資産管理”に目を向けることができるようになる。

マネーフォワードで資産管理する最終的なメリットはそこにあるのだ。

現在はSuicaの自動更新ができなかったり(更新ボタンを押せばすぐに更新できる)、支出項目の追加はできるが削除ができなかったりと、不満な点もある。しかし、マネーフォワードはネットサービスだ。現在でもこまめにアップデートがされており、今後も改善や機能アップに期待が持てる点もよいところだろう。

筆者もまだ使い始めたばかりなので、手探りな部分も多々ある。
レシートを撮影するだけで内容を取り込めたり、予算を設定して到達具合をチェックしたりと、もっともっと便利な機能があるはずだが、まだまだ使いこなせていない。

しかし、すべての口座を登録し終え、使い方のコツを会得し、自分流の使い方ができるようになったときにはさらに楽しみだ。

簡単・便利でしかも充実した資産管理ライフを送るために、今年はぜひマネーフォワードを試してみてはいかがだろうか。


内藤由美