「遅い経理」が会社を赤字にする! そのメカニズムとは?

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「経理が遅いと、会社が赤字になる」。そんなバカなと思われるかもしれませんが、これは事実です。

起点となるのは「社長の不安」です。

「社長の不安」→「経理のスピードダウン」→「赤字(売上悪化)」のメカニズムをお伝えします。

「経理が遅い」と会社が赤字に!なぜ?

 本連載のテーマは「経理のスピードアップを通して、会社を黒字体質にする方法」です。

 その具体的な方法論の前に「経理が遅いと、会社が赤字になるメカニズム」「遅い経理が会社に与える悪影響」についてお伝えします。

 自社の状況を思い浮かべながら、読み進めてください。

 仮に優秀な経理社員がいても、会議資料が膨大であれば、当然ながら資料作成にも時間がかかります。「経理のスピードアップ」を行うには、資料をある程度「厳選する」必要があります。

 しかし、「それでは不安」「数多く資料を持っていたほうが安心」と考える方も多いのではないでしょうか。

 ではなぜ、「不安」「安心感がほしい」という心理に駆られるのでしょうか。その心理を理解できれば、会議資料がグッと減り、経理作業もスピードアップできるはずです。

こんな「会話」に要注意!

 例えば次のような会話があったとします。

上司「ねえ、2月はどうしてA部門はこんなに数字悪かったの?」
部下「えっと……少々お待ちください。あ、2月は日数が少なかったので……」
上司「いや、そうじゃなくて、前年対比でも悪くなっているじゃない」
部下「あ……」
上司「わからないんだったら、次回から説明できるような資料を準備しておいて」
部下「はい……」

 これで余計な資料のできあがりです。立場の弱い部下が会話上で受け身に回ってしまうと、資料は増える傾向にあります。そして次月を迎えます。

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