嫉妬心に苛まれる青年を熱演

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 坂口健太郎が、松本潤と有村架純の共演で、島本理生氏の恋愛小説を映画化する「ナラタージュ」に出演することが決定した。松本、有村と三角関係に陥る青年を演じる。

 映画は、高校教師と卒業生が再会し、許されざる恋に苦悩するさまを描く。女子大生の工藤泉(有村)のもとに、高校で所属していた演劇部の顧問・葉山貴司(松本)から、公演への出演依頼の連絡が来る。葉山は、学校になじめずにいた泉を演劇部へ誘ってくれた恩師であり、恋心を寄せていた相手だった。1年ぶりに葉山と再会した泉は思いを抑え切れず、葉山もまた複雑な感情を抱くなか、ある事件が2人の関係に波乱をもたらす。

 坂口が演じるのは、泉と恋人同士になるものの、葉山への嫉妬に駆られる大学生・小野玲二。坂口は、小野について「繊細な男の子で、どこか壊れてしまいそうな、少しづつ歪んでいく感情を表現する事が難しそうな役だと感じました」と分析している。

 メガホンをとった行定勲監督は、坂口の起用理由を「普段はポーカーフェイスの彼が突然、笑み破顔する顔は誰もが心を奪われ小野の役にぴったりだと思った」と明かし、「恋に溺れ歪んでいく難しい役をさり気なく見事に演じてもらいました。ある意味、敵役のような存在ながら恋に苦悩する彼の表情に切なさが何度もこみ上げる瞬間がありました。未来が楽しみな俳優に出会えました」と、その演技を絶賛している。

 「ナラタージュ」は、10月から全国で公開。