Appleの主要サプライヤーのFoxconnが、中国の深圳にAppleが設置する研究開発センターのすぐ隣に、試作品専用製造拠点を設ける検討を進めている、と日本経済新聞が報じています。

Appleが設置を発表した深圳の研究開発拠点に隣接

Appleは昨年10月、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が中国の深圳を訪れ、地元政府代表者と会談し、同地に研究開発拠点を設置することを発表しました。この会談には、Foxconnのテリー・ゴウCEOも同席していたと報じられています。
 
日本経済新聞の報道によると、Foxconnが設置を検討している試作品の製造拠点は、Appleの研究開発拠点のすぐ隣に位置する、とのことです。
 
秘密主義で知られるAppleの試作品製造拠点となれば、徹底した情報管理が行われることは想像に難くありません。トップシークレットの試作品製造を任されるのは、FoxconnがAppleのサプライヤーの中でも格別の信頼を得ていることの表れと見てよいでしょう。
 
なお、Foxconnは売り上げの半分以上をAppleに依存しており、iPhoneの販売が伸び悩んだことで上場以来初となる減収を記録したため、経営面ではApple全面依存からの多角化を進めています。

大統領就任式典への招待を断ったFoxconnのテリー・ゴウCEO

アメリカのトランプ新大統領は、選挙期間中から「iPhoneをアメリカで作らせる」と繰り返しており、最近もティム・クックCEOへの期待を語っていました。
 
Appleからの打診を受け、Foxconnも米国内への拠点設置を検討しているとみられます。なお、日本経済新聞によると、テリー・ゴウCEOはトランプ新大統領の就任式典に招待されたものの断ったそうです。
 
ゴウ氏は先日、公開書簡で「お望みなら、トランプタワーでiPhoneを製造してやってもいい」などと、トランプ新大統領を痛烈に批判していました。

 
 
Source:日本経済新聞
Photo:Foxconn
(hato)