音楽劇「マリウス」制作発表記者会見に出席した、(左から)瀧本美織、山田洋次監督

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山田洋次が脚本・演出を務める今井翼主演の音楽劇「マリウス」の制作発表会見が行われ、今井、瀧本美織、柄本明、林家正蔵、山田が登壇した。

【写真を見る】舞台となるマルセーユを訪れたという瀧本は「海を見ているだけですてきな気持ちになる場所でした」と明かす

本作は、山田の代表作「男はつらいよ」('69年〜)シリーズ考案の基となっており、フランスの国民的喜劇の傑作。山田は舞台を日本に移し、映画「愛の讃歌」('67年)として映画化もしており、今回が念願の舞台化となった。マルセーユに暮らすのんきな人々と、そこに生まれた若者の苦悩を描く。

主役に抜てきされた今井は、「ありがたいことに(山田)監督の思い入れがあり、故郷と言い表すくらいの作品で自分が演じられるのは、とても特別なこと。僕個人で言えば死ぬ気で、覚悟を決めて一生懸命頑張りたいです」とあらためて感謝を伝えた。

物語の中で恋人を演じる瀧本については、「すごくピュアで真っすぐな方なんだろうなという印象。瀧本さんは子供の頃から“タッキー”と呼ばれているようで。“タッキー&翼”という意味も含めて、愛し合えると思います!」と、恋人役の瀧本ににっこり。

一方、瀧本も「“タッキー”として、今井さんの横にいられるのが、いろんな意味でうれしいですね」と偶然の縁に喜んでいた。

山田は「彼のフラメンコって本当に素晴らしい。マリウスが踊りを踊る条件もストーリー上も違和感もないしね」と、今井の代名詞ともいうフラメンコを取り入れた理由を明かす。

そして、「翼くんって、いちずという言葉にぴったりなひたむきさがある青年。そんな思いを芝居の中に貫いていただいて、いい舞台を作れたらと思います」と期待を込めた。