よく見ると隣同士で綺麗な隙間が空いているこちらの樹木。

人為的なものでも偶然でもなく、東南アジアの熱帯雨林に自生するフタバガキの巨木にのみ見られる、「クラウン・シャイネス」(恥ずかしがり屋の樹冠)と呼ばれる現象です。

森がひび割れたような不思議な光景をご覧ください。

 

Crown shyness - Wikipedia


森全体を見上げるとこんなことに!


割れて落ちてきそうな錯覚に陥るほど。

クラウンシャイネスはフタバガキ科の木だけが持つ特性で、同時期に育った隣り合う木々が50m以上に成長したときのみ現れる現象だそうです。

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1920年以降、科学論文の対象となってきましたが、そのメカニズムについてはまだよくわかっていないとのことです。

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間引き間伐をせずに植林した森を放置すると、山肌に日が差さず草木も生えない山肌・土壌になりますが、フタバガキは自らそうしたコントロール機能を備えているのだと思われます。

幻想的な光景ですが、森林伐採により絶滅の危機にあるとのことです。

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