暫定ながら首位発進、パットの冴えを見せつけた谷原秀人(撮影:小路友博)

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<SMBCシンガポールオープン 初日◇19日◇セントーサGC(7,398ヤード・パー71)>
ハワイから長距離を移動し、シンガポールで開催される男子ツアー開幕戦に出場した谷原秀人が快調なスタートを切った。

この日冴えたのは得意のパッティング。10番ではピン奥6メートルのバーディパットを難なく決めると、11番では4メートル、14番パー3では8メートルを決め順調にスコアを伸ばしていく。15番ではティショットを“海ポチャ”したが、10メートルのパーパットをねじ込みピンチをしのぐ。
折り返し後の1番では3パットのボギーを叩いたものの、4番パー4では2オンに成功し2パットのバーディ、そして終盤の6番で4メートルを入れたのを皮切りに3連続バーディを奪取。7バーディ・1ボギーの“65”をマーク、6アンダーで暫定首位タイに立った。
「まあまあ腰の張りとかはありますけど、今日のところは大丈夫。ハワイも下が固かったんで、疲れも足に来てました」と体調は万全ではない中での好スタート。まだ初日だけに「(優勝は)チャンスがあれば」とまだ考えてはいないが、当面の目標である世界ランク50位以内に入り「マスターズ」に出場するためにも、この順調な滑り出しを活かしたいところ。
「マスターズ」へ向け、「モチベーションは多少アップしている」と気合が入っているが、「プレー中は一切そのことは考えません」。この日は自身の持ち味を最大限に出すことができた。「今日が入りすぎたんでね。毎日アンダーパー出ていればいいかな」、欲はかかず目の前のプレーにのみ集中する。
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