17日、マレーシアのマハティール元首相は中国不動産企業の土地開発によって「実質的に外国の領土」になってしまったと嘆いている。写真はイスカンダル経済特区。

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2017年1月17日、観察者網によると、マレーシアのマハティール元首相は中国企業による都市開発で貴重な土地が占拠されていると批判した。

マレー半島最南端、マレーシア・ジョホール州はシンガポールに隣接している立地を生かし、イスカンダル経済特区という名の大々的な土地開発を進めている。その中でも最大のプロジェクトがフォレストシティだ。中国の不動産ディベロッパー、碧桂園は今後20年間で1700億リンギット(約4兆3900億円)を投じて、14平方キロメートルの土地にゼロから都市を作り上げる計画を推進している。

この壮大なプロジェクトを批判したのがマハティール元首相だ。「広大な土地が外国に占拠されてしまった。実質的には外国の領土だ」と批判している。マハティール元首相は昨年、与党「統一マレー国民組織」を離脱し、今年1月にはマレーシア統一プリブミ党を創設。汚職問題で支持率を落とすナジブ首相を批判している。(翻訳・編集/増田聡太郎)