【北米国際オーショー2017】シボレー、レゴで作られた実物大バットモービルを公開

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【ギャラリー】Chevrolet LEGO Movie Batmobile (13枚)


この地球上で、レゴのように長く愛され続けている物は少ない。同様に、バットモービルほど広く親しまれ記憶に残るポップカルチャーのアイコンも多くはないだろう。1960年代の実車を大袈裟に改造したマシンから、最近の映画で見られる軍用タンク風のマシンまで、悪と戦うバットマンの相棒は、時と共にその姿を変えてきた。シボレーは今回、映画『レゴバットマン ザ・ムービー』の公開に先駆け、デトロイトのコーディ・ルージュ・コミュニティの生徒たちや教育プログラム「ワールド・イン・モーション」、そしてレゴ及びNPO法人FIRSTが主催する国際的なロボット競技会「FIRST LEGO LEAGUE(FLL)」の協力の下、実物大のレゴ製バットモービルを製作した。
実物を見れば、スゴイとしか言いようがない。レゴで作られた実物大のクルマにはいつも感嘆させられるが、中でもこのバットモービルは文句なしの最高傑作だろう。今回再現されたバットモービルは、最近の映画版より間違いなく奇抜で突出している。このマシンを引き立てているのは、巨大なウイングに巨大なタイヤ、そしてルーフに描かれた大きなコウモリのシルエット。そして、これまでの様式に則り、悪と戦うためのあらゆるガジェットが装備されている。

この巨大なレゴキットは数値を見ても驚異的だ。全長204インチ(約5.2m)、全高83インチ(約2.1m)、全幅111インチ(約2.8m)。全17色、34万4,187個のブロックで構成されている。一般的なバットモービルの印象がブラックとグレーであることを考えると、これだけ多彩な色が使われているのは意外だ。設計に222時間、組み立てには1,833時間も要したという。組み立ては米国コネチカット州エンフィールドで行われた。

シボレーはレゴ製バットモービルの公開に合わせ、「Real People, Not Actors(役者じゃない、一般の人々)」という広告キャンペーンを展開し、絶妙なスピンオフ映像を作成している。もちろん、レゴバットマンも登場しており、思わず笑いがこぼれる内容となっているので、ぜひご覧いただきたい。



今回のシボレーとのコラボレーションは、セールス目的の強力な後押しがあったように思われるが、同社とバットモービルの間には長い歴史がある。1989年に公開されたティム・バートン監督『バットマン』版のバットモービルは歴代のマシンの中でも強烈な印象を残しているが、実は、その一部分はシボレー「インパラ」のシャシーから作られたうえ、シボレーのV8エンジンを動力源としていたのだ。

このレゴ製バットモービルは1月22日まで、北米国際オートショーの会場で見ることができる。この機会を逃してしまっても、シボレーによればシカゴ・オートショーでも展示予定とのことだ。この実物大マシンが非売品であることにがっかりしているファンの方にも朗報がある。もっと小さなサイズではあるが、この元となったレゴのキットが実際に販売されているのだ。筆者も早速購入するつもりだ。

By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー