18日、日本サッカー協会が2030年のサッカーワールドカップを日中韓3カ国で共催する案を検討しているとの日本の報道が韓国でも伝えられ、話題を集めている。写真は02年日韓共催大会の韓国国内の競技場。

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2017年1月18日、日本サッカー協会が2030年のサッカーワールドカップ(W杯)を日中韓3カ国で共催する案を検討しているとの日本の報道が韓国でも伝えられ、話題を集めている。

02年に韓国との共同開催を実現した日本サッカー協会は、その後単独開催を目標に誘致を進めてきたが、09年に国際サッカー連盟(FIFA)が単独開催の条件を変更したことからそのハードルは以前に増して高まった。さらにこのほど、2026年大会(開催地未定)以降の出場チーム数が現行の32から48に増えることが決まり、競技場などに関する条件が日本にとって今後より厳しくなることも考えられる。

こうした中で報じられた「2030年、日中韓共同開催のシナリオ」について韓国・スポータルコリアは「日本サッカー協会による驚くべき構想」と表現、「3カ国共同開催はよりよい北東アジアの平和と協力のきっかけになり得る」としながらも「それぞれの立場や利害が絡み合うため実現の可能性は極めて低く、日本サッカー協会の構想で終わる公算が高い」と伝えた。

また同記事によると、共催案について「初耳だ」と語る大韓サッカー協会関係者の一人は、「2022年W杯がアジア(カタール)で開かれるのに、8年後にまたアジアでの開催は難しい」と実現に否定的な見方を示した上で、「われわれにはW杯よりはアジアカップの誘致がより重要だ」と韓国の立場を述べている。

一方、韓国のネットユーザーから寄せられたコメントをみると「やるなら日本単独でやってよ」と、共催には後ろ向きの声が目立つ。理由には「もう五輪みたいな大イベントでもうける時代は終わった。もっと庶民の福祉に気を使ってほしい」「日本と一緒にやってもいいことなさそう」「韓国なら単独でもちゃんとできる」「大きなスポーツイベントは開発途上国でするものであって、先進国であえてやる必要はないと思う」などさまざまなものが挙がった。

また他に、「中国がオーケーするかな?」「韓国はまだしも中国が怒って反対しそう」「一度も開催していない中国が、なぜ韓日は2回もやるのかと反対するはず」と中国の出方をうかがう声や、「万が一やるにしても、決勝戦は韓国でやろう」「韓日はいいと思うんだけど、韓中日はちょっと…」といったコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)