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戦場で行動中の兵士の要請から30分以内に補給物資を届けることを目的としたクアッドコプター型のホバーバイクをアメリカ陸軍研究所が開発中で、プロトタイプの飛行テストの様子がムービーに収められています。

Army flies 'hoverbike' prototype | Article | The United States Army

https://www.army.mil/article/180682

アメリカ陸軍研究所が開発中の「Joint Tactical Aerial Resupply Vehicle(JTARV)」は、補給ラインから離れた兵士の要請に応じて、無人飛行で30分以内に物資を届けることを目的に開発されているホバーバイク。実際に飛行テストが行われている様子は、以下のムービーから見ることができます。

Army flies hoverbike prototype - YouTube

これが新型ホバーバイク「JTARV」のプロトタイプ。一見するとよくあるドローンが飛んでいるだけのようにも見えますが……



人が隣にたつと、人間が1人寝転べるくらいの巨大ドローンであることがわかります。



アメリカ国防長官府の責任者も飛行テストの視察に訪れ、「最新の技術の中で、速やかに実現可能なものを判断し、速やかに現場に投入するための方法を見つけたい」と語っています。



以前には小型のプロトタイプの飛行テストも行われています。



JTARVは人を乗せるのではなく、「戦場のAmazon」をコンセプトに兵士向けの物資補給に使われる予定で、時速60マイル(時速96.5km)以上の速度で低空から数千フィート(数百メートル)の高度を飛行することが想定されています。プロトタイプは電動機ですが、距離を大幅に伸ばすことができるハイブリッド機への改良も検討中とのこと。研究チームは「最大積載量を800ポンド(約363kg)まで増加させ、最長飛行距離を125マイル(約200キロメートル)まで拡張するべく開発を続けています」と話しています。

JTARVに搭載できる高度なナビゲーションシステムやミッションプランニング・システムも模索中で、兵士の要望に応じて自動飛行で戦場に駆けつける近未来のホバーバイクが完成しようとしているわけです。