18日、韓国で14年4月に起きたセウォル号惨事の犠牲者の焼香所がある全羅南道・珍島の彭木港を訪れた潘基文前国連事務総長が、現場を訪れた市民らから非難の言葉を浴びる映像が公開され、韓国で話題となっている。

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2017年1月18日、韓国で14年4月に起きたセウォル号惨事の犠牲者の焼香所がある全羅南道・珍島の彭木港を訪れた潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が、現場を訪れた市民らから非難の言葉を浴びる映像が公開され、韓国で話題となっている。

潘氏は17日、セウォル号焼香所で犠牲者への追悼を行った後、遺族らの手を握って彭木港まで歩いた。その際、現場に集まった他の市民らは、潘氏に対し「慰安婦合意と裏でつながっていた潘基文は謝罪せよ」「ショーはやめろ!ここをどこだと思っている?」「恥を知れ、恥を!」「日韓慰安婦合意に賛成すると言ったよね?いまさら立場を変えるな」「自分の母親が慰安婦被害者でも同じことが言えるのか?」などと辛辣(しんらつ)な言葉を浴びせた。

また、潘氏が彭木港を見学した後も、市民らからは「油ウナギ(潘氏の韓国での別名、ぬるぬるしてつかみどころがないという意味)は海へ帰れ」などの冷たい言葉が飛んだ。また、日程を終えて車に向かう潘氏に対し、記者とみられる男性が「質問に答えてほしい」と言うと、潘氏は現在の心境を尋ねる質問に対し「悲痛な気持ちを禁じ得ない」と答えた。しかし、すぐ後に続いた「なぜ国連事務総長の在任中には訪れなかったのか」との質問に対しては固く口を結んだままだった。(翻訳・編集/堂本)