初恋の人をSNSで見つけたら…連絡する?しない?独女の究極の選択!

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昨今、ものすごいスピードでSNSが普及し、ずっと会えなかった友達と会えたり、簡単に同窓会ができたりと便利な世の中になりました。

そんな中、初恋の人や元カレの名前を検索してみたことがある方も多いのではないでしょうか。少し前のドラマでもありましたが、こういった検索って案外盛り上がるものです。

もし、SNSで初恋の人を見つけたら…あなたはどうしますか?連絡してみる?しない?見なかったことにする?

◆思い出に残っている人、いませんか?


大好きだった先輩や友人、ちょっと甘酸っぱい初恋の人。
「元気にしているのかな」と思い出したり…ちょっと気になって面白半分で名前を検索してみたり…。

今回はわたしの初恋の話を交えてお話していきたいと思います。
わたしの初恋は小学生の頃。ユニークさと上品な雰囲気を併せ持つちょっとオシャレなクラスメイトの男の子に恋をしました。

お陰で学校に行くのが楽しかった覚えがありますが、その子は一年くらいで他県へ転校することになり、離れ離れになってしまいます。転校前にその子は告白してくれましたが、あまりの恥ずかしさに「わたしも好き」だと言えないまま、それきり会うことはありませんでした。

大人になり、そんなことはすっかり忘れていたある日。
女子会でSNSを使ってみんなの初恋の人を検索してみるという遊びをしていました。

わたしの順番になり、検索してみると…初恋の人は変わらぬ笑顔でヒット!思わず子どもの頃に戻ったような気持ちになり「キャー!」と叫んでしまったのは言うまでもありません。

◆連絡してみる?やめておく?


さて、ここで勇気を出して連絡してみようか、それともやめておこうか…。20年前の友達だし、忘れているだろうな…などといろいろ考えてしまいます。

散々考えた挙句、わたしは勇気を出して連絡してみることにしました。当時、恋人がいなかったので、こちらにはやましいことはありません。相手の迷惑にならないようにイチかバチかのアドベンチャーです!

SNSから連絡をしてみると、瞬く間にお返事が返ってきました。
覚えていてくれていたこと、東京にいること。現在の仕事や小学生の頃の思い出をやり取りしているうちに、近々ご飯にでも行こうかという話になりました。

20年の時を超えての再会はワクワクです。同窓会を催されることもなかったので人生初のプチ同窓会に心躍らせていました。

◆いざ初恋の相手と再会!


仕事終わりの待ち合わせはドキドキです。
時間通りに待ち合わせして、すんなり再会。「おー!」とか「わー!」とか大人になったお互いを見て驚きです。

予想通り、なんだか立派な雰囲気の大人になっていてホッとしました。初恋の人がチャラチャラした人間になっていたら、ちょっとガッカリしていたかもしれません。

お店を予約してくれていたので、さっそく食事に行きました。ともかく20年もの積もった話があるのでトークは途切れません。お酒も進んで楽しく、恋心が再燃しちゃうかもと心の片隅で思ったり…。

ところがどっこい、初恋の彼は再会したその月に結婚していました!アブナイアブナイ。それはおいといて…子どもの頃の思い出話に花が咲き、たくさん笑って楽しいプチ同窓会でした。

◆初恋は思い出のまま、そっとしておくべし


これはもう何年も前の話ですが、初恋の人に再会するなんて思い切ったアドベンチャーをしたものです。
お陰で楽しい思い出ができました。

現代はSNSの普及により「再会」する人々が多いと思います。様々な技術が進歩して一昔前なら不可能で諦めていたことが簡単に叶えることができてしまう時代。

手紙に恋心をしたためて、張り裂けそうな想いに打ち震えながら返事を待った古(いにしえ)の世と切なさの種類は変わってきているのかもしれません。

初恋は、初恋のまま。叶わないから素敵な思い出になるのでしょう。
まるで魔法のようなSNS。
人魚姫が水の泡になってしまったように、魔法は取り扱い要注意です。
ほどほどに楽しみましょうね。

ライタープロフィール


オクトパス高橋
恋愛コラムニスト。様々な媒体にて執筆中。
悩める大人女子を救済すべく立ち上がった方向音痴のポジティブ伝道師。料理研究家の高橋わこうと同一人物説が出ていることを物凄く否定している。