日本でも新型ティグアンの発売を開始したフォルクスワーゲン。該当車種がなかったにも関わらず、ディーゼルエンジンの排ガス不正問題などが尾を引き、さらに新車不足ということもあって2016年は22年ぶりに輸入車販売において2位以内から転落し、3位になっています。

一方で、グローバル販売は中国の伸びもあって2016年はトヨタを抜き、世界一の座が確実視されています。

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日本では、昨年5月にお台場で開催された「Volkswagen Day 2016」や袖ヶ浦フォレストウェイでの「GTI Meeting Japan」、「Try! Try! Try! Volkswagen」という全国キャラバンを展開。

2016〜2017年は、こうしたイベントで顧客との信頼関係を構築する「基盤強化」、2017〜2018年は「反転攻勢」、2019〜2020年は「更なる躍進」という3つのステージを掲げた中期計画を推進しています。

2017年の注目は、投入されたSUVの新型ティグアンをはじめとした新車攻勢。ティグアンの発表会では、新型ゴルフ/ゴルフ・ヴァリアント(ビッグマイナーチェンジ?)、新型up!(マイナーチェンジ?)、そしてe-ゴルフという全5モデルの日本導入がアナウンスされています。

何といっても注目は、e-ゴルフでしょう。現在はゴルフGTEというプラグインハイブリッドモデルはありますが、2014年秋にe-up! とe-ゴルフの日本導入が発表されたものの延期(一旦中止?)になっています。

e-up! は、日本の急速充電器に一部対応できなかったことで導入が見送られた経緯もあります。e-ゴルフは航続可能距離をさらに延ばす必要があり見送られた模様でしたが、2017年に日本に導入されるのは2016年にロサンゼルスモーターショーで披露された最新モデルで、最高で300kmの後続が可能とのこと。

まずは新型ティグアンでSUVブームの流れをしっかりとつかみ、マイナーチェンジを含めた新型モデルでどれだけ新規顧客を呼び寄せられるかが、2017〜2018年の「反転攻勢」の成否を握っているのは間違いありません。

(文/写真 塚田勝弘)

フォルクスワーゲンが2017年に新型ゴルフやe-ゴルフなど5モデルを一挙投入へ!(http://clicccar.com/2017/01/19/438041/)