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クルマの電子化・電動化、ADAS、自動運転、軽量化など、自動車業界における最重要テーマの最新技術を一堂に集めた展示会「第9回 オートモーティブワールド(オートモーティブワールド2017)」が2017年1月18日から20日にかけて東京ビッグサイトにて開催されている。同展示会において、独ATS Advanced Telematic Systemsブースは、Over The Air(OTA)の活用に向けた取り組みを行っている。

ブースには、ATSのオープンソースをベースとしたOTAソフトウェアアップデートソリューションが統合されたGLMのスポーツEV「トミーカイラZZ」の実車が展示。こちらは市販車のため、実際にアップデートのデモは行われていないが、インフォテイメントディスプレイにアップデートを促すメッセージを表示するといったことを見ることが可能となっている。

同社によれば、次世代モデルで、有償ソフトウェアアップグレードによるパフォーマンスの向上や走行距離の向上、バッテリチャージ案内などを提供していきたいとしているほか、1月20日には従来のフルスタックのOTAソリューションの提供ではなく、WebサービスとしてATSが用意したサーバなどを経由して、カスタマをアップデート可能とするサービス「ATS GARAGE」の正式サービスをスタートさせる予定としており、より気軽にOTAの活用を促進したいとしている。

このほか、同社ブースではなく、萩原電気ブースにおいて、ルネサス エレクトロニクスの車載向けプラットフォーム「R-Car」を用いたAutomotive Grade Linux(AGL)統合済みセキュアOTAソフトウェアアップデート製品「OTA Plus」のデモを見ることが可能だ。OTA Plusは、サービスをコンテナ化して提供することで、高い拡張性と容易なインテグレーション、早いソフトウェアのデプロイ、ダウンタイムの削減などを可能とするATSのソリューションで、萩原電気ブースでは2種類のデモが行われている。

(小林行雄)