普段のスーツにグレーは選ばないほうがいい

写真拡大

スーツの色は男の印象を大きく左右する。ビジネスで成功するために、あなたが着るべきスーツは何色がいいのか? 話題書『「成功している男」の服飾戦略』著者で、これまで約8万5000人に服飾指導をしたファッション・プロデューサーのしぎはらひろ子氏にご指導いただこう。

グレーという色から
「疲れた感」が出てしまう

 私がクライアントに勧めるスーツの色は、基本的にはダークネイビーだ。

 ファッション雑誌などでは「メンズ服飾のセオリー」として、「スーツはグレーかネイビーを選べば間違いがない」といわれる。しかし、私は長年、スタイリングを手がけてきたが、グレー系のスーツを勧めたことは、2例しかない。

 実際のところ、グレーのスーツを着こなすのは難しい。

 なぜなら、フラノ(やや厚地の毛織物)など素材に高級感がないと、いくら身体にフィットさせたスーツをつくっても、グレーという色が持っている「ちょっと疲れた感」が出てしまうからだ。
 
 ファッション雑誌に「今年はグレーがきている」などと紹介されているグレーは、たいてい比較的明るいグレーだ。そして、こんな色味のスーツは、管理職以下の若手が着るのには、ふさわしくない。着たとしても、老けた印象になってしまうことが多い。

 エグゼクティブになり、50代以上になってから、綺麗な色合いのグレーのスーツに淡いブルーのシャツ、茶系のネクタイなどイタリアン・スタイルで着こなすのは、たしかに素敵だと思う。しかし、日々のスーツとして、あえてグレーを選ぶ理由はないと私は考えている。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)