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俳優の生田斗真が18日、都内で行われた主演映画『彼らが本気で編むときは、』完成披露イベントに、共演の桐谷健太、柿原りんか、ミムラ、萩上直子監督とともに登場した。

同作は『バーバー吉野』『かもめ食堂』『めがね』などの作品を手掛ける荻上直子が脚本・監督を務めたオリジナル作品。母親に家出されひとりきりになった少女・トモ(柿原)が、叔父であるマキオ(桐谷)を頼って家を訪れ、同棲している美しいトランスジェンダーの恋人・リンコ(生田)と出会う。

出演者陣は、女性に扮した生田の美しさを絶賛。桐谷は、最初は苦労した生田を見ていたが「日に日にリンコさんになって、美しくなっていくのが、僕もマキオとしてすごい嬉しかったですね」と撮影を振り返った。さらに桐谷は「チューもしたしな?」と生田に語りかけ、集まったファンにも「チューしたんだぞ?」とアピールすると、生田から「(言い方が)スギちゃんみたい」と突っ込まれていた。

またミムラは「映像で見ると、本当に線の細い女性の美しさが出ていて」と、普段の男性らしい体格の生田との違いを語った。ミムラはトランスジェンダーを題材とした映画・舞台の『プリシラ』を例に挙げ、「(未亡人のトランスジェンダーという設定の)バーナテットの役がかっこいいなと思ってたんですけど、生田さんにもぜひ20年後くらいに熟女もやってほしいなと思いました」と今後に期待を寄せた。

荻上監督が「最後の方は匂いまで女っぽくなってたんですよね」と撮影時のエピソードを語ると、会場からは驚きの声が。しかし「特別なクリームを使ってたらしいんですけど」と明かすと、桐谷が「簡単に答え出てもうた!」と驚き、生田は「塗りたくってましたから」と苦笑。柿原も「本当に優しいお姉さんでした!」と印象を述べ、「いい香りがして、思わず見とれてしまうくらい綺麗でした」と生田の姿を絶賛した。

「女性の役をいただくのは二度とないかもしれない」と、オファー時の心境を語った生田は「想像してた以上の苦労があって、本当に大変な作業でした」と改めて述懐。発声方法や所作にも気をつけ、周囲のトランスジェンダーの友人にも話を聞いて役に昇華するなど、「自分の中に母性が溢れ出てくるのを感じながら演じることができて、充実した日々だったという印象です」としみじみと振り返っていた。

この日は、手編みで作られた立体的な「編みポスター」もお披露目された。”アンベール”を任された生田に桐谷が「チーズのこと?」とボケると、生田が「カマンベール、それ」と返すなど、共演者同士も息のあった様子を見せた。