占い師に風俗店で働くよう指示され、2年半の間ほとんどの収入を奪われたとして女性が損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は18日、ほぼ請求通り9824万円の支払いを占い師側に命じた。共同通信が報じた。

 裁判官は「関係を利用して恐怖心をあおり続け、収入をほぼ全て詐取し続けた極めて悪質な行為だ」と指摘した。

 女性は2008年ごろ、広告を見て占い相談に電話をし、占い師と毎日のように連絡を取るようになったという。

占い師に9千万円賠償命令 相談女性の風俗店収入奪う(共同通信)