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WZソフトウェアは1月18日、Markdown(マークダウン)記法に対応したテキストエディタ「WZ Markdown Editor」を発表し、2017年2月末日まで試用できるプレビュー版を公開した。製品版は2月15日の発売で、税別価格は4,500円。

製品版はWindows 7 / 8 / 8.1 / 10に対応し、64ビット版OSはSysWOW64経由の32ビット版互換モードで動作。ネイティブ64ビット版は用意されない。「WZ EDITOR 9」「WZ Writing Editor 2」「WZ Programming Editor」登録ユーザーは、優待価格として3,500円(税別)で購入できる。

「Markdown」は、HTMLなどへの変換を容易に行うマークアップ言語の1つ。文書記述向けに設計された経緯はあるものの、昨今は簡単な装飾を加えた文章を作成する際に広く用いられてきた。WZソフトウェアは、WZ Markdown Editorをドキュメントや論文、小説まで多岐にわたるライティングツールとして位置づけている。WZ Markdown Editorは、編集画面とプレビュー画面の2ペイン表示、HTML出力風のWYSWYG表示といた表示形式を備える。

WZ EDITORシリーズが持つ軽快なテキストエディタとしての性能も継承し、キーボード操作ですべての機能を使えるため、テキスト入力に専念したい利用者にも使い勝手がよい。そのほかにも、Web小説を前提としたHTML出力時の縦書きやルビ設定を再現するモード、組み版処理システム「TeX」の数式、mermaidによるグラフ埋め込みにも対応する(ただし筆者が確認した限りでは、グラフ記述の動作は検証できなかった)。これらの機能を備えることで、GitHubへ投稿するドキュメントやWordPressなどのブログ投稿記事も、直接WZ Markdown Editorで記述可能になる。

Markdown記法を日本語で使いやすくするため、改行入力時は[Enter]キーのみで実行し、箇条書きは「・(中黒)」を入力した時点で切り替わり、「【】(墨付き括弧)」で太字になるなど、独自拡張も行われている。これまでWZソフトウェアは、メインストリームとなるWZ EDITOR 9をベースに、文筆業向けのWZ Writing Editor 2や開発者向けのWZ Programming Editorと、専門家向けのテキストエディタをリリースしてきた。今回のWZ Markdown Editorはそれらとは異なり、広範囲にわたるWeb向けライティングツールに位置する。

阿久津良和(Cactus)

(阿久津良和)