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NECディスプレイソリューションズは1月18日、連続稼動24時間の耐久性を有する業務用液晶ディスプレイ「Pシリーズ」ならびに「Vシリーズ」として、メディアプレーヤ機能を内蔵した40/48/55型品、合計6機種を発表した。

6製品の特徴は、従来品に比べ、薄型化・軽量化・省電力化を実現したというところ。薄型化および軽量化については、強度を維持しながらシャーシを簡素化するなど、筐体構造の見直しを行ったほか、そうしたパネルを採用(40/55型はIPS、48型はVAパネルを採用)することで従来品比で最大20%の薄型化と、同最大18%の軽量化を実現したという。また、省電力化については、高効率な液晶パネルを採用したほか、電源効率の見直しなどを行うことで、同最大17%の削減を実現したとする。また、併せてベゼルも最大で約28%減のスリム化を施したとのことで、マルチディスプレイ環境での視認性を向上させたとする。

また、USBストレージやmicroSDカードに保存した画像や動画を再生・表示可能なメディアプレーヤ機能も内蔵しており、「スライドショー表示」や、電源ONで自動再生する「オートプレイ表示」などに対応するほか、同社が無償で提供するオーサリングソフトで作成したコンテンツの再生も可能だという。

さらに、DisplayPortは入力のほか、出力も備えており、デイジーチェーン接続により、2×2の4面マルチ構成時には4K@60Hzでの再生に対応する(HDMIは入力のみだが、4K@60Hzに対応可能)。

加えて、利用者のユーザビリティの向上を目指し、ディスプレイの社名ロゴをオーナメント化しており、これにより公共施設での利用時にロゴをはずしたり、縦置きにしたときに、一度はずして底面部に付け直したりすることが可能となった。また、スリムベゼル化で見づらくなった本体ボタンガイドをOSD画面上に表示させなどの操作性の向上も図られている。さらに、NFCを活用した「Intelligent Wireless Data機能」により、NFCセンサ部に輝度などの本体設定情報を入れたスマートフォンやタブレットをかざすだけで、設定をスムーズに完了することができる(本体の電源が入ってなくてもデータコピーが可能)ほか、表示状態のセルフチェックProof of Play機能により、最短15秒で最大5760回(24時間)の映像表示履歴などを保存(ログのタイムスタンプは自動生成)できるため、管理やメンテナンス性を高めることも可能となっている。

ちなみにPシリーズとVシリーズの違いは、Pシリーズが輝度700cd/m2かつ、画面周辺部の輝度ずれ・色ずれを補正する「ムラ補正機能(Uniformity)」を有する一方、Vシリーズは輝度500cd/m2で、ムラ補正機能なしといったものとなっている。

価格はオープンだが、同社によると、実売想定価格は、Pシリーズの40型品「LCD-P404」が39万円前後、48型品「LCD-P484」が45万円前後、55型品「LCD-P554」が57万円程度。Vシリーズの40型品「LCD-V404」が25万円程度、48型品「LCD-V484」が29万程度、55型品「LCD-V554」が35万円程度(いずれも税別)としている(スタンドは別売り)。なお、出荷は1月27日から、順次開始される予定だという。

(小林行雄)