南アフリカで多発した「クーガ」の炎上事故(出典:http://citizen.co.za)

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南アフリカでここのところ続いていたフォード社の高級SUV「クーガ」の発火事件。ついにフォード社が欠陥を認め、自主回収することとなった。

南アフリカでも高級車と認められているフォード社のクーガ(Kuga)。しかし、昨年末からエンジン部分が炎上する動画が国内で次々とアップされた。

今年の1月2日、西ケープ州のハマナスにてクーガが炎上する事故が発生。また1月12日、ハウテン州アルバートン近くの国道12号線でクーガのエンジンがオーバーヒートを起こし煙が出たためディーラーに向かっていたが、その道中で発火した。運転手に怪我はなかったものの、車両の前部は完全に焼け落ちたという。さらに数日前にはハウテン州のバクレフでクーガから煙が出たが、幸いにも死傷者は出ていない。

ネット上にあがっているクーガが炎上した動画では、エンジン部分から炎が出ている。これらの状況からエンジン部分の欠陥が問題視されていた。

そして1月16日、ついにフォード社は製品の欠陥を認め自主回収することとなった。リコール対象となったのは1.6リットル エコブーストエンジン搭載したSUV「クーガ」の南アフリカモデル、値段はおよそ400万円前後で2012年12月から2014年10月まで限定販売された4556台だった。現在までフォード社に報告された発火事故は50件ほどになるという。

その中でも2015年12月に、西ケープ州ワイルダーネスの観光地でクーガが突然発火し逃げ遅れた33歳の男性が死亡するという痛ましい事故があった。男性の遺族は訴訟を起こすことを明らかにしたが、一方でフォード社は「事実関係がはっきりしていないので、現段階で述べることができない」と発表している。

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(TechinsightJapan編集部 FLYNN)