映画「君の名は。」音楽監督務めた野田洋次郎、記者懇談会質疑応答「年内に韓国でライブをやりたい」

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映画「君の名は。」のサウンドトラックで韓国でも知名度を挙げたバンドRADWIMPSのボーカル野田洋次郎が、映画の興行を記念して韓国をサプライズ訪問した。

18日午前、ソウルMEGABOX東大門(トンデムン) 店では、映画「君の名は。」(監督:新海誠) の劇中歌を手掛けた野田洋次郎の記者懇談会が開かれた。この日は野田洋次郎が出席した。

「韓国ですごく皆さんが観てくださっているということで、ぜひ直接お会いしたいなと思い、今日は急遽、日本からやってまいりました。昨日着いたんですけど、韓国のファンの皆さんに直接お会いして、Q&Aをしたりして、楽しい時間を過ごしました。ファンと直接交流できて、本当に来てよかったと思いました」と感想を伝えた。

また「(韓国での高い人気について) ものすごく驚きです。僕の中でも韓国はちょっと特別な場所で、友だちもそうですし、ライブに来た時、オーディエンスの反応をみてもそうですし、ちょっと他の国とは比べ物にならないくらい結びつきを感じています。もっともっと深く知ってもらうきっかけになったら嬉しいです」と語った。

韓国で公開13日で観客数250万人を突破し、興行ブームを巻き起こしている「君の名は。」は、人気に後押しされ、OST(劇中歌) も大きな人気を得ている。日本アニメ映画のOSTとして韓国の音楽配信サイトの総合チャートにランクインするなど、異例な人気を見せつけている。

RADWIMPSが構想から制作まで1年余りかけて誕生した「君の名は。」のOSTには「前前前世」「スパークル」「夢灯籠」「なんでもないや」の4曲のテーマ曲と、BGM22曲が収録されている。新海誠監督は音楽からインスピレーションを得て、シーンを演出したと言うほどOSTは映画の世界観を完璧に映し出している。

音楽の作業をしながら、監督とどんなやり取りがあったかという質問に野田は「1年半くらい時間があったので、ものすごく色々なやり取りがありました。多いときには10往復くらい修正を加えて、そのシーンに合うように形を変えていったり、ものすごく蜜に、濃密に対話をたくさんしました」と明らかにした。

続けて野田は「総じて楽しかったんですけど、今まで音楽を作る時は、絶対自分のジャッジで作ってて、これで完成だというゴールも自分で決めてたんですけど、今回初めて第三者というか監督のOKという言葉がゴールだというのは、自分としても新しくて。監督のジャッジだからこそ引き出された部分もありました。誰かのために作るということで発揮されるものもあるんだと“誰かのため”という動機はすごく強いなと思いました」

これからもOSTを作る予定はあるかという質問には「なかなかすぐはいとは言いづらい。でも、新海さんの作品、もしもう1回どうですかと言われたら、はい、やりたいと思うかもしれないですね。ただそれは自分がまた歌うということより、インストロメンタルをメインにやりたいなと思います」と答えた。

最後に「今年、そんなに遠くない未来で、この曲たちもそうですし、オリジナルアルバムの曲も引っさげて、韓国でぜひライブをやろうと計画しているので、そちらもぜひ来てもらえたらいいなと思っています」と締めくくった。