中国で大量のニセ調味料。食の偽装問題まだまだ(出典:http://shanghaiist.com)

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外食産業がめざましい発展を遂げているにもかかわらず、イモとプラスチックでできた謎のお米を作ってしまう中国。国民も「もっと安全な食品を作って」と嘆くこの国から、またしてもダークな食品偽装問題が伝えられた。有名な調味料のニセモノが大量に出回っている可能性があるのだ。

このたび天津市の西に位置する静海区の小さな町で、不衛生な食品工場が50も存在することが発覚した。内部からの密告により警察が摘発に動いたもので、周囲を監視しながら操業は夜間のみ。彼らは工業用の塩、中古のスパイス、食品添加物などを混ぜながらMaggi(マギー)、Knorr(クノール)、Nestle(ネスレ)、Lee Kum Kee(李錦記)、Wang Shou Yi(王守義)、Haday(海天)、Totole(太太樂)といった有名ブランドの調味料についてニセモノを製造していた。

特に工業用の塩は人体にとって肝臓、腎臓、神経系に悪影響を及ぼすとみられ、発がん性も確認されていることから食品への使用が禁じられてきた。しかし本物のボトルからコピーしているためバーコードも含めラベルは精巧なもので、すでに相当量が国内外に出回っている可能性があるという。

その密告者は警察に「工場は10年以上続き、16億円ほどの売り上げを計上した。幹部はとてもリッチで贅沢な暮らしを楽しんでいる」と話したという。『shanghaiist.com』が伝えた記事の写真を見る限り、日本でも見かけたことのある調味料がいくつかあるようだ。それらが正しく製造されたものであると祈らずにはいられない。

出典:http://shanghaiist.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)