世界に通用する日本製品の1つに自動車を挙げることができるが、携帯電話やスマートフォンの技術力は世界に通用しないのだろうか。中国メディアの捜狐は13日付で、日本には非常に優れたスマートフォンを製造する能力があるにも関わらず、日本企業が携帯電話、スマートフォン産業で敗北を喫したのはなぜかと疑問を投げかけた。(イメージ写真提供:123RF)

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 世界に通用する日本製品の1つに自動車を挙げることができるが、携帯電話やスマートフォンの技術力は世界に通用しないのだろうか。中国メディアの捜狐は13日付で、日本には非常に優れた携帯電話を製造する能力があるにも関わらず、日本企業が携帯電話、スマートフォン産業で敗北を喫したのはなぜかと疑問を投げかけた。

 記事は「日本は伝統的な技術強国である」と指摘し、日本には世界で最もすごいスマートフォンを造り出せる技術があると絶賛。この根拠として、日本は1999年に世界に先駆けてインターネットおよびEメール送信が可能な携帯電話を誕生させ、2000年にはカメラ機能を持つ携帯電話を作り出したと紹介。

 さらに、01年には3G携帯、02年には音楽をダウンロードできる携帯、04年と05年には携帯電話で支払いをする機能やテレビ機能を持つ携帯電話を誕生させたと紹介し、過去の携帯電話産業は日本が世界を牽引していたと言っても過言ではないことを伝えた。

 続けて記事は、日本の製造業の技術水準は「疑問を挟む余地はない」とし、日本企業は「改良が得意」であり、細かな点を改善することに関しては絶対に手を抜かないとしながらも、「世界のスマートフォン市場でシェアを獲得できていないのも事実」だと指摘。日本のスマートフォン、あるいは、携帯電話は、あまりにも日本人消費者の独特なニーズに特化しすぎているため、日本を一歩出れば「がらくた」となってしまうと主張した。

 さらに、アップルの成功は「アプリ」や「音楽」を中心としたエコシステムの構築にあると説明する一方、日本企業は改善に長けていても、AppStoreやiTunesのようなエコシステムに求められる「高度な思考」に欠けていると指摘した。

 日本人は、目で見ることのできるモノを組み合わせて新しい何かを作り出すという点では、非常に優れた能力があると言える。そして、カメラ付き携帯電話は新しい文化のさきがけとなったが、AppStoreに見られるような新しいモノの「創造」は確かに不得意だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)