「遅刻厳禁の歯医者」を選べ!いい歯医者さんを見分ける方法

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「芸能人は歯が命」というCMがかつてありましたが、今や一般人だって歯が命です。

 そもそも、失ったら二度と戻らないのだから、歯は大事にしたいものです。だから腕の悪い歯医者さんに当たって、不必要に歯を削られたりした日には、後悔してもしきれません。

 というわけで、「いい歯医者さん」を見分けるコツを、神宮前フェイスデンタルサロン顧問であり、医学博士の西沢成剛先生に聞きました。

◆1. 時間厳守のところは○

 患者さんを何人も椅子に座らせて、流れ作業のように医師が巡回して診察していく病院があります。しかしこれでは丁寧な診察はできません。そういう病院は予約の時間に行っても待たされることが多いものです。

 1人最低でも30分以上時間を取り、遅刻をしたら診察できない、といったように、しっかり医師のスケジュールを確保しているところは信頼できるそう。

◆2. 「急患、随時歓迎」のところは×

 1と同じ理由で、「急患いつでも歓迎」とうたっているところは、医師のスケジュールを確保していないということ。流れ作業でどんどん患者さんを回している可能性が高いのだそう。

 急に歯のトラブルが起きないように、定期的にケアをしておきましょう。

◆3. 技工士が直接歯を診るところは○

 歯を削った後に入れる詰め物は、歯科技工士が作ります。この技工士が、治療の際に実際に患者さんの歯を診るかどうかはとても重要。どんな噛み合わせで、隣の歯はどうなっているかまで確認するべきなのだそう。

 歯科医と歯科技工士は深い関係にあります。技工士の腕がよくても、歯科医師の腕が悪ければ、よい治療はできない。いい仕事をするために、技工士が歯科医を選ぶと言っても過言ではないそうです。

◆4. 詰め物を入れるときに時間がかかるところは×

 詰め物を入れるには、型を取り、詰め物を作って、実際に入れるという行程になります。このとき、型を取るのがヘタだったり、詰め物を作るのがヘタだったりすると、実際の歯に合いません。それを調整しながら詰め物を入れると、時間がかかるのだそう。

 こういう場合、歯と詰め物の間に隙間ができたり、そこがまた虫歯になるなどのトラブルに発展することも。

◆5. 逐一画像に撮って見せてくれるところは○

 治療前の虫歯の様子や削ったあと、詰め物を入れたあとなど、逐一その歯の状態を見せてくれる歯科医は、その腕に自信があるのだそう。中には、虫歯をきちんと削らずに詰め物を被せてしまう歯科医もいますから、治療中の様子をきちんと見せてくれるところを選びましょう。

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 日本は皆保険制度という、国民すべてが保険料で安く治療を受けられる制度を採用しています。そのため、1時間にたくさんの患者さんを治療して、とにかくたくさんの保険料をもらいたいという医師もたくさんいるのだそう。

 実際、筆者も歯の詰め物が合わずに虫歯になってしまったことがあります。そこは時間通りに行っても待たされるところで、歯科医は流れ作業で診療台にやって来てはすぐに去って行く契約医師、詰め物を入れるのに1時間以上かかっていました。思い当たることが多すぎです。

 歯は一生もの。歯の治療は、安易に安価なところを選んだりせずに、しっかりとした目で選びたいものです。

<TEXT/和久井香菜子 監修/神宮前フェイスデンタルサロン顧問・医学博士 西沢成剛>