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オープンソースの開発や利用を促進するサイオステクノロジーは、同社が開催する機械学習入門トレーニングコースに上位版となる「機械学習入門(中級編)」を加え、2月17日より開講する。

ユーザー会やフォーラムなど積極的にOSS推進するコミュニティ活動の支援を行うサイオステクノロジー。最先端技術を活かせるOSS製品を軸に企業のシステム構築や運用支援を長らく培ってきた同社は今年2017年5月で創業20周年を迎える。Linuxプラットフォームはもちろん、事業継続性や仮想化インフラでの運用効率化、ビッグデータやクラウド、セキュリティとそのソリューションの幅も広い。公式WebサイトSIOS.JPには、オープンソースやビジネスとITに関連するトピックスや企業への導入事例も豊富に掲載してあり、先端のITをいかに活用していけるのかを垣間見ることができる。

機械学習や人工知能も当然に先端のITを駆使したジャンル。企業への導入といっても、何ができるのか?何からはじめれば良いのか?機械学習や人工知能の業務への適用を検討・推進する際に役立つ「サイオスAI相談室」を開設している。また、同社の「サイオスAIアカデミー」では、機械学習や人工知能をゼロから学び、最終的には自ら機械学習の仕組みを構築する演習までを行う「OSSを利用した機械学習入門」を昨年10月からスタート。同社は、ビッグデータ分析ソリューションや機械学習を利用した自社製品開発の経験を活かし、このノウハウを現場課題に活かす目的で開講している。

2月17日からは、上位版となる「OSSを利用した機械学習入門 (中級編)」をスタートさせることを同社は発表した。初級編の受講完了者または同等の知識を有するユーザーを対象として中級編では、機械学習を利用するためのワークフローや代表的な機械学習方法(クラス分類、回帰分析、クラスタリング)や手法選択基準などがカリキュラムに掲げられている。テキストのほか参加者には、何度でも復習できるように演習で使用したコンピュータと同等の仮想マシンイメージが提供される。なお、機械学習入門(中級編)の定期開催コースの受講費用は一人3万円となる。

初級編のほか企業単位でのオンサイトやグループ開催も提供する同社は、もう一段階進んだコース開設の要望が多かったと機械学習のトレーニングが好評を博していることも述べている。東洋経済新報社が昨年行った上場企業を対象としたデジタル技術の調査では、IoTやビッグデータとともに"活用したい技術"として400社を超える回答を得ているが、"活用中の技術"としてはビッグデータやIoTの半数未満。データを反復的に学習させる機械学習は応用の幅も広く、そのニーズは高まりを見せている。

(長岡弥太郎)