17日、中国外交部の華春瑩報道官は、フィリピンのロレンザーナ国防相が、領有権争いが続く南シナ海での中国による人工島の軍事拠点化に懸念を示したことについて、「中国には主権を有する領土上に必要で適切な防衛施設を配置する権利がある」と反発した。資料写真。

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2017年1月17日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、フィリピンのロレンザーナ国防相が、領有権争いが続く南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島での中国による人工島の軍事拠点化に懸念を示したことについて、「中国には主権を有する領土上に必要で適切な防衛施設を配置する権利がある」と反発した。米ボイス・オブ・アメリカの中国語ニュースサイトが伝えた。

米シンクタンク、戦略国際問題研究所は昨年12月、人工衛星画像の分析結果として、中国が南沙諸島で造成した七つの人工島すべてに大型の防空設備を配備したとみられるとの報告書を公表していた。

ロレンザーナ国防相は17日、フィリピンのドゥテルテ大統領と中国外交部の劉振民(リウ・ジェンミン)副部長との会見が行われる数時間前に声明を出し、「中国による人工島の軍事拠点化は非常に厄介な行為だ。平和的、友好的な目的という中国政府の説明と一致しない」と非難した。(翻訳・編集/柳川)