「とと姉ちゃん」でも話題を集めた西田征史監督

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 「関ジャニ∞」の丸山隆平が、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の脚本を手がけた西田征史の監督第2作「泥棒役者」で映画単独初主演を飾ることがわかった。11月公開の予定で、映画単独初主演にして、4役を演じ分ける丸山の演技に期待が集まる。

 「小野寺の弟・小野寺の姉」(14)で監督デビューを果たした人気脚本家・西田が、自身が作・演出した06年の同名舞台を映画化。主人公は、溶接工員としてまじめに働きながら、恋人と幸せな生活を送っている元泥棒・大貫はじめ(丸山)。街中で昔の泥棒仲間・則夫に脅され、絵本作家の豪邸に盗みに入るよう強要される。無事忍び込むことに成功したが、次々と人に見つかってしまい、はじめは出会った人々に「豪邸の主人」「絵本作家」「編集者」と勘違いされる。警察に捕まることを恐れたはじめは、その人物に成りきってその場をやり過ごそうとする。

 西田と丸山の出会いは、西田が作・演出を手がけた2012年の舞台「BOB」。同作に主演した丸山の才能にほれ込んだという西田は、「稽古時間やプライベートで一緒に時を過ごすなか、バラエティで見て一方的に抱いていた印象はただの一面でしかなかったことに気づかされ、魅力をもっと引き出してみたいと本作でも主演をお願い致しました」と起用理由を明かしている。

 はじめ役の丸山は、「西田さんの手がける脚本はどれもサプライズ的なマジックが隠されていて、とても普遍的でヒトの体温を感じるんです。今回の物語に出てくる登場人物たちも、クセはあるのだけれど、どこか憎めない魅力的な人たちばかりです」と本作の魅力を語る。だまし合いを繰り広げる「大人の喜劇」への挑戦に対しては「時にだましたり、だまされたり、惑わされたり、踊らされたりしながら、全てのエネルギーを込めて、スクリーンのなかで暴れさせていければと企んでおります」と気合十分だ。

 一方の西田も、「自分のオリジナル作品でまた映画を撮らせてもらえる喜びを噛み締めながら、準備を進めております。“穏やかであたたかく思わず頬が緩んでしまう”泥棒役者はそんな喜劇映画になる予定です」と意欲を述べている。

 「泥棒役者」は、11月から全国公開。