1カ月で赤字5400万円  マンダリン航空の花蓮発着便、利用低迷/台湾

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(台北 17日 中央社)チャイナエアライン(中華航空)グループのマンダリン(華信)航空が昨年12月1日から運航を開始した花蓮発着の国内線2路線が、利用の低迷により1カ月で約1500万台湾元(約5400万円)の赤字となっていたことが分かった。2月15日の運航を最後に両路線から撤退する見通しで、路線を維持したい交通部(交通省)は頭を悩ませている。

問題となっているのは台北―花蓮線と台中―花蓮線。当初はトランスアジア(復興)航空が運航していたが、昨年11月末に経営難で運航を停止したため、12月1日からマンダリン航空が期間限定で運航を引き継いだ。

台北線は週14便、台中線は週3便を運航。104人乗りのエンブラエル190型が就航しているが、平日の乗客は少なく、便によっては5人だったこともある。

マンダリン航空は当初、赤字を月1000万元(約3600万円)と予測していたが、それを上回る低迷振りとなり、関係者は「運営は非常に困難だ」と本音を漏らす。

花蓮の議員や交通部は路線の維持を強く望む一方、マンダリン航空撤退後に新たな業者が運航に名乗りを上げるかは不透明だ。交通部民用航空局では、補助金を投入するなどして、空の足の確保に努力するとしている。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)