フォルクスワーゲンの生産モジュール「MQB」をSUVとして初めて使った2代目ティグアンが日本デビューを飾りました。

フルモデルチェンジは約8年ぶりですから待望の新型。VWティグアンは全世界で280万台、日本で1万5000台を販売したコンパクトSUVのセグメントリーダーでもあります。

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新型ティグアンは、初代よりも70mm長く、30〜50mmワイドで、ホイールベースも70mm延長されています。全長4500mm×全幅1840〜1860mm×全高1675mm(-35mm)、ホイールベースは2675mmというサイズ。

BMW X1の全長4455×全幅1820×全高1610mm、ホンダ・ヴェゼルの4305×1790×1605mm、トヨタC-HRの全長4360×1795×1565mmあたりと比べてもひと回り以上大きく、とくに全幅は狭い日本の道路事情だとコンパクトとはいえないサイズになっています。

大きくなった70mmはすべてホイールベースの延長に使われていて、前後席や荷室の広さに直結。フロントシートはもちろん、リヤシートも広々していて、身長180cmの乗員が4人座ってもかなりの余裕が残るはず。また、全高が35mm低くなっていますが、後席のヘッドクリアランスも身長171cmの私には十分に感じられました。

フォルクスワーゲンらしく直線を基調とした新型ティグアンは、ワイド&ローのスタイリングと相まってシャープな外観が印象的。内装もひと目でVWと分かる造形になっていて、「つながるSUV」を主張する「Volkswagen Car-Net」を全車に標準装備。また、SUVで気になる荷室容量も全長(ホイールベース)の延長の恩恵を受け、615L〜1655Lとクラストップレベルを確保されています。

日本仕様にはFFのオンロード仕様が投入されます。エンジンは、1.4LのTSIで6DSGとの組み合わせ。全車150ps/250Nmというスペックになります。JC08モード燃費は先代から約10%向上され、16.3km/L。

価格は、TSI Comfortlineが360万円、TSI Highlineが433万2000円、TSI R-lineが463万2000円。ゴルフなどと同様にエントリーグレードの価格設定が戦略的で、MQBを使った初のSUV、新型フォルクスワーゲン・ティグアンはかなり売れるのではないでしょうか。

(文/写真 塚田勝弘)

全世界で280万台、日本で1万5000台を売ったフォルクスワーゲン・ティグアンが新型にスイッチ(http://clicccar.com/2017/01/17/437607/)